12日「徹子の部屋」で野村克也氏を緊急追悼 1月20日収録・未放送の親子出演回に差し替え

12日「徹子の部屋」で野村克也氏を緊急追悼 1月20日収録・未放送の親子出演回に差し替え

 南海(現ソフトバンク)の捕手として戦後初の三冠王に輝き、南海、阪神、ヤクルト、楽天の監督として3度の日本一に輝いたサンケイスポーツ専属評論家の野村克也(のむら・かつや)氏が11日、死去したことが分かった。84歳だった。

 野村氏の訃報を受け、テレビ朝日は「徹子の部屋」(月~金曜正午)の12日放送分を急きょ差し替え、先月20日に収録され、未放送だった野村氏と息子・克則氏(46)の出演回を放送すると発表した。

 3年前に亡くなった妻・沙知代さん(享年85)との秘話や、知られざる親子関係、自身の貧しかった少年時代などについて語っているという。

■野村 克也(のむら・かつや)

1935(昭和10)年6月29日生まれ、84歳。京都府出身。峰山高から54年に南海へテスト入団。65年に戦後初の三冠王となり、70-77年に兼任監督。ロッテを経て、80年に西武で現役引退。現役生活27年(実働26年)でMVP5度、本塁打王9度、打点王7度、首位打者1度、ベストナイン19度。89年に野球殿堂入り。南海、ヤクルト、阪神、楽天で通算24年監督を務め、リーグ優勝5度、日本一3度。監督通算では3204試合で1565勝1563敗76分け。