初代王者・赤坂ドリブンズ、最終盤の大逆転なるか タイムリミットは残り8戦/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
初代王者・赤坂ドリブンズ、最終盤の大逆転なるか タイムリミットは残り8戦/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、2月25日1回戦に出場する4選手を発表した。レギュラーシーズンも残り8戦という大詰めの中、注目はやはりリーグ7位の赤坂ドリブンズ。昨年の覇者が敗退の危機から、奇跡的な復活を遂げられるか。

【中継映像】鈴木・滝沢・沢崎・瀬戸熊

 今期から導入されたセミファイナルは、上位6チームが進出。下位2チームは3月9日をもって、今期の戦いを終えることになる。セミファイナル、ファイナルと残り1カ月以上続く2019シーズンを、見つめる側にだけはなりたくないところだ。赤坂ドリブンズがリーグ6位以内に入るには、▲222.5あるマイナスポイントを、まずは100以下まで減らすことが急務。1戦目を任された鈴木たろう(協会)が快勝、2戦目を取るようになれば、リーグの雰囲気もここに来てガラリと変わる。

 沈みかけている王者をとにかく復活させたくないのが、リーグ3位のKADOKAWAサクラナイツと同4位のTEAM雷電。両チームともトータルプラスではあるものの、まだマイナス域へ転落する危険も抱えている。KADOKAWAサクラナイツから沢崎誠(連盟)、TEAM雷電からは瀬戸熊直樹(連盟)が出場。トップを取ってさらに突き放せれば最高だが、赤坂ドリブンズにトップを取らせないことも大事な局面になってきた。

 赤坂ドリブンズ以上の奇跡が必要なのはEX風林火山。実力ある3選手が揃いながら、まさかの▲475.4の最下位。残り8戦して6勝した上で、どこまでポイントが取り戻せるか、というレベルまで追い込まれた。滝沢和典(連盟)は、厳しい長期リーグ戦では必ず起こりうる苦境の中で、どんな戦いぶりを見せるのか。

【2月25日1回戦】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会) 個人23位 ▲142.9
EX風林火山・滝沢和典(連盟) 個人21位 ▲118.9
KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人4位 +205.2
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人7位 +160.2

【2月24日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +422.4(82/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +152.2(82/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +87.5(82/90)
4位 TEAM雷電 +51.1(82/90)
5位 渋谷ABEMAS +42.7(82/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲78.0(82/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲222.5(82/90)
8位 EX風林火山 ▲475.4(82/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。