【麒麟がくる】岡村隆史、緊張でせりふ飛ぶ「大河には魔物がいる」

引用元:オリコン
【麒麟がくる】岡村隆史、緊張でせりふ飛ぶ「大河には魔物がいる」

 NHKで放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に三河出身の農民・菊丸役で“大河ドラマ初出演”中の岡村隆史のコメントが到着。第1回の冒頭、明智荘(あけちのしょう)を襲った野盗どもに捕らえられていたところを明智光秀(長谷川博己)に救われ、第3回では“律儀”にそのお礼の品を届けに光秀を訪ねてきた菊丸。第4回では、斎藤道三(本木雅弘)の命により、光秀と菊丸が、織田信秀のいる尾張・古渡城に潜入することに…。

【写真】農民のふりをして光秀は菊丸と尾張に潜入

 岡村は「ぼーっとNHKに来ていたらどえらい仕事が舞い込んできました(笑)。『チコちゃんに叱られる!』をやっていてよかったです。朝ドラを狙っていたので、まさか大河ドラマでオファーがくると思っていませんでした。ビックリしました」と、チコちゃんに感謝。

 撮影初日はかなり緊張したようだ。「クランクイン初日はガチガチに緊張して真っ白になってしまいました。前日にせりふを完ぺきに覚えて臨んだのですが、本番が始まる前になるブザーの音が大きすぎて、せりふが全部飛びました。自分が考えていたキャラクター設定も間違っていて、『どないしよう!』ってなりました(笑)。いろんな方から声をかけていただき、『いつものバラエティーの感じでやってもらっていいんですよ』などアドバイスをいただき、なんとか落ち着きました。初日は『えらいもん引き受けてしまった』と、ゾッとしました。4回くらいで死んでもいいなと(笑)。大河には魔物がいますね」

 次回が、ちょうど4回目の放送。菊丸は、一歩間違えれば命を落としかねない『ミッション:インポッシブル』な“潜入任務”を命じられた光秀のお供に加わる。

 「菊丸は単純で明るい農民です。息をのむような緊張感のあるシーンが多いですが、菊丸が光秀や駒と一緒にいるシーンはコミカルなので、菊丸が出てくるとほっと一息つける、そんなキャラクターになれればいいなと思っています。ただ、菊丸にはちょっと謎な部分もある気がして…スタッフさんに聞いてみたのですが、みんな目をそらして誰も教えてくれません(笑)。『歴史の勉強はしなくて大丈夫です』『そのままでいいです』と言われています」

 本作の制作統括・落合将氏は「架空の人物はみんなキーマン。重要な役割を担っています」と明言している。歴史上の人物に詳しくない人も菊丸や医師の望月東庵(堺正章)、東庵の助手・駒(門脇麦)らと一緒に、歴史に巻き込まれていくのも一興だ。

■第4回「尾張潜入指令」

 今川との戦いで尾張の信秀(髙橋克典)は瀕死の重傷を負う。その知らせを受け、道三(本木雅弘)は、妻の治療を終え今度は尾張へ向かうという東庵(堺正章)に、天敵・信秀の容態を秘密裏に探るように命じ、その目付け役に任命される光秀(長谷川博己)。菊丸(岡村隆史)もお供に加わり、三人は尾張・古渡城へ潜入。信秀の情報をうまく聞き出すことに成功するが…。