新生“蒼紅”の武子直輝×前田隆太朗が懸ける『戦国BASARA』への思い

引用元:チケットぴあ
新生“蒼紅”の武子直輝×前田隆太朗が懸ける『戦国BASARA』への思い

人気アクションゲーム「戦国BASARA」の舞台化シリーズ第17弾として、4月に東京・神戸にて上演される最新作・斬劇『戦国BASARA』豊臣滅亡。そのビジュアル撮影現場で、本作より新たな“蒼紅”に扮する伊達政宗役の武子直輝、真田幸村役の前田隆太朗に作品への思いを尋ねた。

【画像】武子直輝、前田隆太朗

石田三成(沖野晃司)が主演を務める本作で、新生蒼紅としてお披露目されるふたり。武子は「多くの先輩が出演され、ファンから長年愛されている作品」と“斬バサ”が持つ歴史の大きさに触れ、政宗役としてオファーを受けた時の率直な感想を「プレッシャーに感じましたが、それ以上の喜びがありました」と述べた。出演が決まった際、前田の第一声は「えっ、俺?」──。偉大なタイトルに驚いたものの、次第に「幸村になれるんだ、と思ったら嬉しくて!」と笑顔を見せる。

ビジュアル撮影を「役に近づき、イメージを膨らませる大切な時間だった」と振り返ったふたりは、過去に舞台(おおきく振りかぶって 夏の大会編)で共演した仲。高校球児から一転、今度は“戦国武将”として同じステージに立つ。互いにどう向き合うか問いかけると、前田は「この前は対決シーンがなく、直輝くんと芝居上で絡むのは初めてだから楽しみ」とコメント。武子は「劇中は敵で、共演者としてはよきライバル」と続き、「隆ちゃんと切磋琢磨できる関係性を築けたら、それが作品にも現れる気がします」と前田に目配せしてみせた。

シリーズの醍醐味といえる、迫力あるアクションシーンに殺陣は欠かせない。舞台『刀剣乱舞』シリーズへの出演などで経験のある武子は、政宗の六爪流(刀を指の間に挟む形で片手3本ずつ持ち、爪で引っ掻くように相手を斬る剣術)を実際にやってみて「経験はいったん脇に置いて1からのスタート」「指の筋力をアップさせて手なずけたい」とクールに意気込んだ。すでに殺陣稽古を始めている前田は初心者だけあって、幸村が両手に構える2振りの十文字槍を持て余し気味。それでも「必死に取り組み自分のものにして、舞台上の説得力としたい」と努力を約束した。ふたりの成長がどのように結実したか、ぜひ本番で確かめて欲しい。

公演は4月10日(金)から19日(日)まで、東京・品川プリンスホテル ステラボールにて。その後、4月24日(金)から26日(日)まで、神戸・AiiA 2.5 Theater Kobeでも上演される。チケットの一般発売は、2月9日(日)10:00よりスタート。

取材・文:岡山朋代

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