引用元：スポーツ報知
４人組グループ「ＴＯＫＩＯ」が、東京五輪の聖火リレーで福島県内を走るＰＲランナーに起用されたことが２７日、発表された。
ＴＯＫＩＯは、日本テレビ系「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！」（日曜・後７時）の人気企画「ＤＡＳＨ村」で、２０００年から浪江町の里山を開墾し、農業などに挑戦。度々同地域を訪れた。
東日本大震災後は、福島産の農林水産物をＰＲするキャンペーン「ふくしまプライド。」のイメージキャラクターに就任。東京電力福島第１原発事故による風評払拭のため、県産品の安全性をＰＲするＣＭに出演している。
福島県は４７都道府県を巡る聖火リレーの出発地となる。３月２６日に原発事故の対応拠点として使用されたサッカー施設「Ｊヴィレッジ」（楢葉町、広野町）をスタートし、３日間で第１原発が立地する大熊町など県内を巡る。起用理由について、内堀雅雄知事（５５）は「さまざまな場面で、積極的に情熱を持って応援してもらった」と説明。ＴＯＫＩＯは「福島は『心のふるさと』です。福島の皆さんに支えられたからこそ、今のＴＯＫＩＯがあります。自分たちなりの恩返しの気持ちを込めて、聖火ランナーとして走り、復興に向けて頑張る福島の姿を全世界に発信したい」とコメントした。
また、ＮＨＫ連続テレビ小説「エール」（３月３０日スタート、月～金曜・前８時）で、夏の甲子園の大会歌「栄冠は君に輝く」、巨人の球団歌「闘魂こめて」などを手掛けた福島市出身の作曲家・古関裕而（ゆうじ）をモデルとした主人公を演じる俳優・窪田正孝（３１）、いわき市内の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」を舞台にした映画「フラガール」（０６年）に出演した「南海キャンディーズ」のしずちゃん（４０）らが選出された。走る区間は、２月以降に決定する。 報知新聞社
