地球ゴージャス25周年祝祭公演で岸谷五朗「前向きになれる作品」と自信

引用元:スポーツ報知

 俳優・岸谷五朗(55)、寺脇康文(57)が7日、主催する演劇ユニット「地球ゴージャス」結成25周年祝祭公演「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」のPR会見を、大阪市内で行った。

 今作は理想を求める国の戦の中で、たくさんの血と涙が大地をぬらした時代を舞台に、戦いに敗れ記憶をなくした青年が流れ着いた島で1人の女性と出会う物語。2009年に初演され、ファンの間でも人気の高かった演目を、岸谷と寺脇以外の全キャストを一新し、主演に新田真剣佑(23)を迎えた新演出版で上演する。岸谷は「反戦がテーマなので、初演の11年前より、今の世界の状況の方がふさわしい。ミュージカルとして前回より曲も2倍で、エンターテインメントにふさわしいものになっている」と自信をみせた。新田は「夢のような話。やることがたくさんあるので、早く帰って稽古したい。34人皆さんがエキスパートなので、困った時はお兄さん、お姉さん、殺陣の先生に聞いて頑張ります」と意気込んだ。

 岸谷と25年間コンビを組んでいる寺脇は「人間性は全然違うんですけど、どうあろうと別れられるはずがない。続ける以外に道はない。ケンカも1回もない。オレがすごく好きなんです」とラブコール。岸谷も「負けないくらい好きです。(25年は)あっという間です」と、相思相愛ぶりを見せつけた。

 岸谷は今作のためにバングラデシュの難民キャンプを視察するなど、精力的に活動。「世界に向けて発信する作品。でも、笑いがあり、コメディーなので、明日お客様が元気になれる、非常に前向きな作品になっています」とアピールした。東京公演は3月10日~4月13日まで舞浜アンフィシアターで、大阪公演は5月3~14日にフェスティバルホールで上演される。 報知新聞社