演技経験ほぼゼロから…関水渚が『町田くんの世界』で新人賞ゲット「女優の仕事、一生続けよう!」

　東京映画記者会（東京中日スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成）が選ぶ「第62回（2019年度）ブルーリボン賞」が27日、決定した。新人賞は「町田くんの世界」の　関水渚（21）が獲得した。
　
　「賞を頂いて、このお仕事を絶対に一生続けようと思いました」。「町田くんの世界」（石井裕也監督）で、新人賞を受賞した関水渚は決意をみなぎらせた。

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　困っている人を放っておけない町田一（細田佳央太）にひかれる猪原奈々を自然体で演じた。

　W主演の細田と約1000人のオーディションを勝ち抜いた。演技経験ほぼゼロだったが、イチから監督の指導を受け「気持ちを開放するのはすごく難しい。つらかったけど楽しかった」と振り返る。

　将来の飛躍が期待できる演技を評価された。「映画の現場はやめたくないし、やみつきになりますよね」と演じることにすっかりとりこに。

　同じ事務所の先輩で憧れている石原さとみ（33）も、03年に「わたしのグランパ」でブルーリボン賞新人賞を受賞した。「同じ賞を頂けることで1歩近づけたかな」と喜んだ。