鈴木杏樹「軽率な行動」喜多村緑郎と不倫を謝罪

引用元:日刊スポーツ
鈴木杏樹「軽率な行動」喜多村緑郎と不倫を謝罪

女優鈴木杏樹(50)と、劇団新派の俳優喜多村緑郎(51)の不倫を6日発売の「週刊文春」が報じた。同日、記事を受けて2人は事実関係を認め、「軽率な行動」「すべてわたくしの責任」など謝罪コメントを発表した。喜多村は13年に元宝塚歌劇団宙組トップスター貴城けい(45)と結婚した。鈴木は7年前、医師だった夫と死別している。

同誌によると、鈴木と喜多村は昨年10月の舞台共演をきっかけに親密になったという。同誌には2人が手をつないだり海辺でキスをする写真や、ラブホテルに行った様子などが掲載されている。

鈴木はこの日、所属事務所を通じ報道各社にファクスで「本当に申し訳なく、心からおわびします」とのコメントを送った。

当初はほかの共演者を交えて食事に行くなどしていたそうだが、鈴木は「今年に入って、お相手から独り身になるつもりでいるというお話があり、お付き合いを意識するようになりました」と経緯を説明。さらに「お別れが成立していない現状、今回の軽率な行動を真摯(しんし)に反省し、今後皆さまにご迷惑をおかけすることのないよう慎みます」と記した。

鈴木の所属事務所も「事実関係を継続調査中ではありますが、本人より軽率な行動があった事を確認いたしました」としている。

鈴木は98年、腸閉塞(へいそく)の手術を受けた時の担当医だった16歳上の医師と結婚したが、13年に亡くなった。

喜多村も書面でコメントした。「報道されている内容は事実です」と全面的に認め「未熟さゆえに、妻、妻のご家族、関係者、応援していただいている皆さま、鈴木さんご本人並びにお仕事先や周囲の皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしました。すべてわたくしの責任です。もう1度、いちから自分を深く見つめなおします。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。鈴木のコメントにあるように、離婚を視野に入れていたかどうかについては触れていない。

喜多村の所属事務所も「軽率な行動でご迷惑をおかけしたことを深く反省させる」とした。

この日、喜多村は都内で、16日初日の舞台「新派特別公演 八つ墓村」の稽古を行い、稽古場には多くの報道陣が集まった。

喜多村の妻の貴城も大きな衝撃を受けているという。貴城の知人は「自分の夫が浮気しているなどとは思ってもいなかったようです。数日前に取材を受けたようで、初めて浮気を知り相当なショックで心身ともにまいっています」と説明した。

◆鈴木杏樹(すずき・あんじゅ)1969年(昭44)9月23日、大阪府生まれ。アメリカンスクール出身の語学力を買われ、87年、レコード会社の海外進出プロジェクトでロンドンへ。シングル曲2枚リリース。92年フジテレビ系「パテオ1」で女優デビュー。同年のTBS系「十年愛」や翌年のフジテレビ系「あすなろ白書」で人気に。ほか「相棒」シリーズ、情報番組「ZIP!」など。161センチ。

◆喜多村緑郎(きたむら・ろくろう)本名神田和幸。1969年(昭44)1月6日、新潟県生まれ。国立劇場歌舞伎俳優研修修了後、88年4月に初舞台。市川段四郎門下で市川段治郎を名乗り、94年に市川猿之助(現猿翁)の部屋子に。スーパー歌舞伎「新・三国志2」で猿之助の代役を務めたり、「ヤマトタケル」にも主演。11年に2代目市川月乃助と改名。16年1月に劇団新派に入団、同9月に2代目喜多村緑郎を襲名。