63歳の主婦が突然おひとりさまに…スウェーデン映画『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』5月公開

63歳の主婦が突然おひとりさまに…スウェーデン映画『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』5月公開

 スウェーデンで大ヒットを記録した2015年の映画『幸せなひとりぼっち』の原作者としても知られるフレドリック・バックマンの小説に基づく新作が、『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』の邦題で5月29日より公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアル及び特報も公開された。

【動画】『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』特報

 小説「ブリット=マリーはここにいた」(早川書房)に基づく本作の主人公は、結婚して40年になる夫とスウェーデンで暮らす63歳のブリット=マリー。仕事で多忙な夫のために尽くしてきた彼女だが、夫に長年の愛人がいることが発覚。家を出て、都会から離れた小さな町ボリにあるユースセンターの管理人兼、地域の子供たちの弱小サッカーチームのコーチとして人生を再出発する。 家事は完ぺきにこなすが、笑顔がないブリット=マリー。特報には、夫が出張先で倒れたという知らせを受け病院へ駆けつけると、夫の若く美しい愛人に遭遇し、新天地に向かうさまが収められている。「人生はこれからよ」と前を向く彼女だが……。 主人公のブリット=マリーにふんするのは、映画『愛の風景』(1992)や『スター・ウォーズ』シリーズのシミ・スカイウォーカー役などで知られるスウェーデン人女優ペルニラ・アウグスト。『ある戦争』(2015)『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(2017)などに出演した女優ツヴァ・ノヴォトニーがメガホンをとった。 ポスタービジュアルや特報で使用されている温もりあふれるイラストは、原作の表紙絵も担当したイラストレーター・くのまりによるもの。(編集部・石井百合子)映画『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』は5月29日より新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか公開