鈴木杏樹と不倫の喜多村緑郎という男…金田一耕助役のためロン毛でフケも研究 マジメな情熱家

引用元:スポーツ報知
鈴木杏樹と不倫の喜多村緑郎という男…金田一耕助役のためロン毛でフケも研究 マジメな情熱家

 女優の鈴木杏樹(50)と、劇団新派の俳優・喜多村緑郎(51)が不倫関係にあったことが6日、分かった。この日発売の週刊文春が報じた。昨年10月の舞台共演がきっかけになったという。2人はそれぞれ所属事務所を通じて報道内容を認め、謝罪した。鈴木は2013年に医師の夫と死別。一方の喜多村は元宝塚トップスターの貴城けい(45)と13年に結婚しており、「全てわたくしの責任」と猛省した。

 歌舞伎から移籍した喜多村は、130年以上続く劇団新派で、現在男優のトップに立つ看板俳優だ。ロン毛なのは、金田一耕助役のための役づくりで本来、短い。自ら騒動を起こし、この時期に「八つ墓村」で名探偵を演じるのは何とも皮肉だ。

 素顔は、例えば稽古場を見学していれば「ご無沙汰してます!」と向こうから駆け寄ってくるようなさわやかタイプ。まじめでマメな印象で、どこか会社員的な一面も感じた。

 金田一に初挑戦したとき、髪をかきむしった際のフケと格闘。どうすれば客席から見て分かるか。真剣にフケ研究をしていた。「必ず深い感動を与えてみせますよ。新派にきて後悔はありません」と決意も聞いた。そして歌舞伎の芸に伝承される型があるように「僕は新派にもそれが絶対あると思う。メソッドを探求したい」とこちらを圧倒する迫力で語ったこともある。そんな情熱の激しさが、今回の“あらぬ行動”を生んだ、とは思いたくないのだが…。

 ◆喜多村 緑郎(きたむら・ろくろう)本名・神田和幸。1969年1月6日、新潟県生まれ。51歳。88年国立劇場歌舞伎俳優研修を終え、同年初舞台。市川段四郎に入門し市川段治郎を名乗り、後に3代目市川猿之助(現猿翁)の部屋子に。2004年にはスーパー歌舞伎「新・三国志3」で猿之助の代役を務めたことも。11年に市川月乃助に改名。16年新派入団後、新派の大名跡である2代目喜多村緑郎を襲名。 報知新聞社