中津留章仁が問う日本人の“歩むべき道”、TRASHMASTERS「対岸の絢爛」

中津留章仁が問う日本人の“歩むべき道”、TRASHMASTERS「対岸の絢爛」

TRASHMASTERS「対岸の絢爛」が3月6日から15日まで東京・駅前劇場にて上演される。

【写真】TRASHMASTERS「対岸の絢爛」チラシ裏(メディアギャラリー他1件)

TRASHMASTERSは、中津留章仁、ひわだこういち、吹上タツヒロを中心に2000年に旗揚げされた劇団。主宰で作・演出の中津留が、現代の社会問題を背景にした骨太な人間ドラマを創作し続けている。

新作となる「対岸の絢爛」では、下降線をたどる日本経済に焦点を当てる。平均所得の低下、非正規雇用者の増加など、人々が日本の未来に不安を募らせる一方で、世間はカジノ建設の話題などでにぎわいをみせる。己の“金銭”と“モラル”の感覚に揺れる中、日本人はどんなバランスで社会を構築していくのか。今回、中津留は未来の日本をシュミレーションした近未来劇を通し、今を生きる日本人の“歩むべき道とは何か”を問いかける。

出演者には、劇団員の倉貫匡弘、森下庸之、森田匠、長谷川景、川崎初夏、藤堂海、龍坐が名を連ねた。

■ TRASHMASTERS「対岸の絢爛」
2020年3月6日(金)~15日(日)
東京都 駅前劇場

作・演出:中津留章仁
出演:倉貫匡弘、森下庸之、森田匠、長谷川景、川崎初夏、藤堂海、龍坐

※川崎初夏の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。