“劇トツ”制した劇団言魂、現代人の意識問う新作「こえの聴こえる」

“劇トツ”制した劇団言魂、現代人の意識問う新作「こえの聴こえる」

劇団言魂「こえの聴こえる」が4月25・26日に福岡・北九州芸術劇場 小劇場で上演される。

【写真】劇団言魂 第7回公演 / 劇トツ×20分2019優勝公演「こえの聴こえる」チラシ裏(メディアギャラリー他1件)

本作は、劇団言魂による「『劇トツ×20分』2019」の優勝公演。「劇トツ×20分」とは、登場人物が3人までの短編を1本20分以内で上演し競い合う、九州の演劇人たちによる“演劇バトル”だ。

劇団代表の山口大器が作・演出を手がける本作では、現代を生きる人々の存在と意識についての物語が展開する。上演に際し、山口は「演劇で何ができるか、グズグズ考えていますが、答えは程遠く。それでも描きたい風景は浮かんでは消え、言葉はあふれています。時々取り止めもなくなって、そこに誰か、僕以外の『こえ』がしてくるように。一所懸命がんばります」と抱負をコメントした。

出演者には、劇団員の阿部桃子、山根健輔、横佐古力彰のほか、飛ぶ劇場の文目卓弥、万能グローブ ガラパゴスダイナモスの隠塚詩織、非・売れ線系ビーナスの青野大輔が名を連ねた。

■ 劇団言魂 第7回公演 / 劇トツ×20分2019優勝公演「こえの聴こえる」
2020年4月25日(土)・26日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

作・演出:山口大器
出演:文目卓弥、隠塚詩織、青野大輔、阿部桃子、山根健輔、横佐古力彰