YouTubeの2019年の広告収益は約1兆6000億円

引用元:IGN JAPAN
YouTubeの2019年の広告収益は約1兆6000億円

Googleの親会社であるAlphabetが、初めてYouTubeの広告収益額を公開した。2019年度の業績報告で、AlphabetはYouTubeが広告で年間150億ドル強(約1兆6000億円)の収益を得たと明かした。
Varietyによると、YouTubeの年間収益は2017年から2倍近くになっており、2018年からは36%増になっているとのことだ。AlphabetはYouTubeが2018年に116億ドル(約1兆3000億円)、2017年に81億5000万ドル(約8917億8000万円)を売り上げたと公開している。

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さらに今回の業績報告では、2019年第4四半期は47億2000万ドル(約5164億7000万円)の収益で、前年より31%増ということがわかった。
加えてAlphabetは、Google検索とGoogle Cloudの収益についても明かしており、こちらは第4四半期にGoogle検索が271億9000万ドル(約3兆円)、Google Cloudが26億1000万ドル(約3000億8000万円)だった。Alphabetの2019年第4四半期における収益全体では460億8000万ドル(約5兆円)で、予測されていた469億ドルを下回った。
「検索と、2つの新しい成長分野の構築における継続的な進展に、非常に満足しています」とAlphabetとGoogleのCEOであるサンダー・ピチャイは述べた。「YouTubeはすでに年間150億ドルの広告収入があり、Google Cloudの売り上げランレートは100億ドルです」
YouTubeの驚異的な成長には、近年のゲーム実況配信やeスポーツへの人気が影響している可能性も高いだろう。1月下旬には、Activision Blizzardがすべてのeスポーツ配信をYouTube限定で行うと発表している。つまり、『オーバーウォッチ』や『コール オブ デューティ』といった注目の試合は、YouTubeのみで配信されるということだ。 Andrew Smith