「日本一着たい」制服デザインを「日本一制服の似合う」女子高生が着用

引用元:デビュー
「日本一着たい」制服デザインを「日本一制服の似合う」女子高生が着用

 人気の制服ブランド「CONOMi」が主催する『日本制服アワード』の新部門、「日本一着たい制服をデザインするコンテスト」である『第2回制服デザインアワード』の授賞式が2日、原宿・ベルエポック美容専門学校で開催。受賞デザインから制作された制服を、第7回制服アワードをモデル部門受賞者が着用しランウェイをウォーキングした。

【写真】準グランプリ受賞の斉藤あやめさん。

 第2回制服デザインアワードのグランプリには、新潟県の高校3年生、高沢唯花さん、準グランプリには福島県の高校3年生・小林未歩さんが輝いた。受賞デザインについて、特別審査員を務めた、株式会社このみ代表取締役社長・相浦孝行氏は「今年受賞した二人の作品は“未来感”“実用性”という制服にとって大切な部分が描けていました」と賛辞を贈った。

 授賞式では、東京北参道にある服創りスペース「andMade」の協力で制作された受賞デザインの制服を、第7回制服アワードグランプリの三原羽衣さん、準グランプリの斉藤あやめさんがそれぞれ着用してランウェイをウォーキングした。

 小林さんは題名の「まるで魔法のような」について、「高校3年間はあっという間で、本当に魔法のようでした。そんな魔法のような時間を可愛い制服で過ごしたいという想いでデザインしました」と解説。「スカートのフレアの柄の切り替えを直線ではなく、三角形が連なっているように表現した」と作品のこだわりについて語り、「将来は世界で活躍できるファッションデザイナーになりたい」と夢を語った。

 高沢さんの作品タイトルは、フランス語で上品という意味の「ラフィヌモン」。「自分が着たくなる制服として、実用性を大事にシックに仕上げました」とそのコンセプトを語る。こだわりは「靴下とスカートの間の脚を見せたかったので、敢えてスカートを短くしたところ。でもそれだけでは子供らしさが出てしまうので、色をシックにしました」。そして将来は「自分がやりたい絵やデザインについて、自分で決めてチャレンジできる人になりたい」と意気込みを語った。