沢村一樹「絶対零度」5話ミハンの失態に10・6%

引用元:日刊スポーツ
沢村一樹「絶対零度」5話ミハンの失態に10・6%

俳優沢村一樹主演(52)のフジテレビ系連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(月曜午後9時)の3日放送の第5話の視聴率が10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。

初回から10・6%、10・7%、8・6%、9・4%だった。

日本国民のあらゆる個人情報や全国の監視カメラの映像などが集約されたビッグデータを解析し、AIが統計学的に割り出した“未来の犯罪者”を、潜入・追跡捜査して犯罪を未然に防ぐ未然犯罪捜査対策準備室・通称「ミハン」。この特命班のリーダーを務める井沢範人(沢村)は、元公安のエリート刑事。だが、ミハンシステムによるテストケース「0号」の冤罪(えんざい)事件が原因で、妻と娘を無残に殺された過去を持つ。普段は物腰も柔らかく、飄々(ひょうひょう)としていてつかみどころがない井沢だったが、その裏側には刑事としての一線を越えてしまいそうな凶暴性も内包しており、警察上層部からも危険視されていた。

第5話で、井沢(沢村)たちのもとに、衆院議員の児島祐三(信太昌之)や警視庁、法務省の上層部が視察にやってくる。案内役のミハン統括責任者香坂朱里(水野美紀)は、ミハンのこれまでの業績をアピールするとともに、現在、危険人物として、大学病院の医師・真田雄大(猪征大)を捜査中だと報告する。

真田は、サバイバルナイフを購入しているほか、ネットに匿名で「スーパードクター」と呼ばれる同じ大学病院の外科医・益子博文(近江谷太朗)への恨みを書き込んでいた。真田は、大学病院を追い出され、来月には離島に赴任するのだという。

病院に潜入捜査中のミハン捜査員の山内徹(横山裕)や小田切唯(本田翼)は、真田と益子をマークしていた。しかし、不測の事態が起こり、不審な男を追跡している間に、益子がナイフで刺され、そのそばには真田が立っていた。ミハンが捜査中に起こった殺人未遂事件。何かがおかしい。真田は犯人に仕立て上げられたのか。益子の緊急オペが続く中、捜査一課の刑事早川誠二(マギー)は、重要参考人として真田に任意同行を求める。

視察中だった衆院議員たちの前でのミハンの失態。公安部課長の曽根崎正人(浜田学)から圧力をかけられる中、真田の無実を証明すべくミハンが動く。井沢や捜査員の加賀美聡介(柄本明)は、ミハンのデータが捏造(ねつぞう)されているとにらみ、医療関係の情報を扱う情報機関を訪れる。そこで井沢たちを待っていたのは、かつてのミハンの統括責任者・東堂定春(伊藤淳史)だった。