引用元:中日スポーツ
「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」などのヒット曲で知られる歌手梓みちよさん(本名・林美千代)が死去していたことが3日、明らかになった。福岡市出身。76歳だった。
【写真】「新婚さんいらっしゃい」で桂三枝のアシスタントを務める梓みちよさん
梓みちよさんは国民的ヒットになった「こんにちは赤ちゃん」の重さに悩んでいたことを隠さなかった。
「あの曲があまりにも大きくなりすぎて重くて重くて。何歌っても『こんにちは赤ちゃんの梓』と言われるし、あの曲を聴くのも歌うのも嫌になって、4年くらい歌わなかった時期もあった」とインタビューに答えていた。
しかし、「こんにちは―」が生命をたたえ、喜ぶ曲ということを見いだし、40周年記念コンサートでは自身で封印していた「こんにちは―」をアンコールで熱唱したという。「何て曲に対し、失礼なことをしてきたんだろう」と反省したとも。
「二人でお酒を」の歌唱スタイルについては「たまたまステージで思い付いて、やってみた。それがすごく受けた」と自身のアイデアだったと明かしていた。