昨年9月に実業家のエドアルド・マペッリ・モッツィと婚約したベアトリス王女。結婚式は全額私費で行い、テレビでの放送もないと報じられている。妹のユージェニー王女の結婚式に比べて規模の小さい地味なものになるのでは？ と言われていたがここにきて一転！ エリザベス女王がレセプション場所としてバッキンガム宮殿を使うことを提案したと報じられている。
【写真】祝婚約。ベアトリス王女とエドアルド・マペッリ・モッツィの愛の軌跡 
ベアトリス王女（Princess Beatrice）、エリザベス女王（Queen Elizabeth）GETTY IMAGES 新聞「デイリーメール」は王女の友達の証言を入手。「エリザベス女王はベアトリス王女に元気を出してもらうためにバッキンガム宮殿を使うようにと提案した。王女はこれに喜び、感謝して受け入れた」。ユージェニー王女の父アンドルー王子は性犯罪者ジェフリー・エプスタインとの関係を厳しく批判され、公務から引退している。アンドルー王子へのバッシングはベアトリス王女の婚約にも影響を与え、王子は昨年末に開催された婚約パーティにも出席していない。お祝いどころではなくなって落ち込み気味の孫を、女王はレセプション場所を提供して励まそうとしていると同紙は報じている。結婚式の披露宴にバッキンガム宮殿を使う許可を与えることは、極めて特別で高待遇。2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚以来で、ヘンリー王子とメーガン妃も許可されなかったことを見ればそれは明らか。 
ヘンリー王子（Prince Henry）、メーガン妃（Meghan， Duchess of Sussex）GETTY IMAGES そのため一部のマスコミからは、これがヘンリー王子とメーガン妃に対する女王の失望の表れなのではないかという声も！ 先月末にもエリザベス女王はウィリアム王子に「スコットランド教会全国集会国王代理」という新しい役職を与えている。これはエリザベス女王の代理として教会の集会に出席、開会や閉会の挨拶をして女王に集会の内容も報告する重要な任務。これまでアン王女やチャールズ皇太子が務めてきた。将来国王になるための準備としてウィリアム王子がこの役目を担うのは自然な展開ではある。でもヘンリー王子から「殿下（HRH）」の称号を返上させた直後に、女王がウィリアム王子に新しい、しかも高い地位を与えたのはヘンリー王子を見限った証拠だという見方も浮上していた。
女王の真意はともかく、宮殿でのレセプションが実現すれば注目が薄れていたベアトリス王女の結婚式に再び脚光が集まるのは間違いなし。続報を楽しみにしたい。
