松本穂香、今泉佑唯と「仲良くなろうと必死でした」

松本穂香、今泉佑唯と「仲良くなろうと必死でした」

 女優の松本穂香と元欅坂46の今泉佑唯が3日、都内で行われた映画『酔うと化け物になる父がつらい』完成披露試写会に出席。今泉の姉を演じる松本が、今泉と仲良くなるために必死に話しかけたというエピソードを披露した。

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 同作は、アルコールに溺れる父を持った菊池真理子氏の実体験に基づくコミックエッセイを実写映画化。主人公・田所サキを松本が、酔うと”化け物”になるサキの父・田所トシフミを渋川清彦が演じる。

 イベントには松本、渋川、今泉のほか、共演のともさかりえと片桐健滋監督が出席した。

 役作りについて松本は「あまり意識しないことを意識したといいますか、監督が『言いづらいセリフがあったら言いやすいように変えてもらって大丈夫』とおっしゃってくれたので違和感のないように過ごしました。『私だったらこうする』じゃないですけど、“サキ”としてずっと接してくれていたので特に意識してなかったです」とコメントした。

 また片桐監督は、松本が泣く演技をしていたシーンで、監督・カメラマン・メイクとスタッフ陣が泣いていたというエピソードを披露。監督が松本に「やっぱり人を惹きつける力がとてもあるなと思って見てました」と伝えると、松本は「愛のある現場でした。カメラマンさんが泣いてたっていうのは、この前初めて聞きました。うれしかったです」と頬を緩ませた。

 一方、今作が映画デビューであったという今泉は「撮影場所が一軒家だったので、密集してたからなのか、みなさんの圧に圧倒されすぎちゃって。この後2週間くらい乗り切れるかなって不安になりました」と撮影時を回顧。

 今泉の姉役となる松本は「いろいろ話しましたよね。アイドル時代の話とか聞いて『握手会ってどんな感じなの』とか(笑)。そういうところから仲良くなろうと必死でした」と今泉との関係を振り返り、今泉も「ずっと頼っちゃってました」と松本に笑顔をみせた。

 映画『酔うと化け物になる父がつらい』は、3月6日より全国公開。