デーモン閣下が厚労省イベントに白衣姿で登場

デーモン閣下が厚労省イベントに白衣姿で登場

 アーティスト、デーモン閣下(自称10万57歳)が2日、東京・霞が関の厚生労働省で行われた「第1回 上手な医療のかかり方アワード」表彰式に出席。受賞者らにトロフィーを手渡した。

 同アワードは「医師たちの働き方改革」に取り組む厚労省が主催する。昨年、「上手な医療のかかり方大使」に任命されたデーモン閣下は、珍しい白衣姿で登場。「吾輩も厚労省関係の仕事でしか着たことがない。3回目だけど、もう借りるより買った方が安いらしい」と笑って明かした。

 デーモン閣下は、医療従事者の長時間労働などの負担経験に取り組む企業や団体、自治体を表彰し、「日本の医療の危機的状況が、今日のような機会に一段と皆に伝わればいい」と話した。

 この日は加藤勝信厚労相が公務で欠席。新型コロナウイルスをめぐっては、小島敏文政務官が「国内の被害を最小限に抑えるため、適切な相談をせずに医療機関を受診することは避けるなどのご協力を」と医療現場の負担軽減を呼びかけた加藤氏のあいさつを代読した。