広末涼子が映画『噓八百 京町ロワイヤル』で味わった現場の緊張感

引用元:ニッポン放送
広末涼子が映画『噓八百 京町ロワイヤル』で味わった現場の緊張感

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、女優の広末涼子が出演。自ら主演した公開中の映画『噓八百 京町ロワイヤル』の撮影現場について語った。 広末涼子が映画『噓八百 京町ロワイヤル』で味わった現場の緊張感 ニッポン放送「あさナビ」 黒木)毎日さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺うあさナビ、今週のゲストは女優の広末涼子さんです。今回の『噓八百 京町ロワイヤル』という映画、これは続編になります。中井貴一さんと佐々木蔵之介さん、そして広末さんのトリプル主演ということですね。とてもミステリアスな役で登場します。

広末)京都の娘さんで、ミステリアスなストーリーのネックになって来る出会いがありつつ、もう1つのナンバーワンホステスという顔を持っている。女優としてはやりがいのある役柄だと思いますが。

黒木)1つの役柄で通すのではなくて、いろいろな顔を見せなければならないという面白さがありました。

広末)そうですね。

黒木)しかも、お2人がてんやわんやするではないですか。それを振り回すところが痛快でしたよね。

広末)そうですね。貴一さんと蔵之介さんの掛け合いが第1作から絶妙で、そのなかに飛び込むのは緊張感がありました。本読みのときからすでにでき上がっている世界観と、テンポ感とセリフ量の多さにびっくりしました。特に貴一さんはずっと喋りっぱなしなので、これを短い撮影期間でどう撮るのかと思っていました。

黒木)逆に心配しちゃって。

広末)本当に。そうしたら、第1作がとても短かったのです。2週間くらいの作成期間でした。

黒木)今回も。

広末)今回もそのペースで行きたいということで。

黒木)やはり勢いがないと。これは痛快なコメディ作品ですからね。

広末)1日にどれくらい撮るのだろうと思っていましたが、入ったらいきなり本番くらいの、「リハーサルもしていないのに、いきなりテスト?」という感じでした。役者さんに「ポン!」と投げる監督さんで、朝の5時半くらいから撮影なのですが、現場に入るともうカメラ位置も決まっていて、いきなりできてしまうという現場でした。

黒木)その時間で、もうチームができ上がっているのですね。

広末)そうでした。もうドキドキで、毎朝とても早く起きて。

黒木)5時半シュート。4時にはメイク。ということは、起きるのは2時~3時ですね。

広末)そのくらいに起きて復習して、緊張して行くという感じでした。

黒木)短い撮影期間のほうが、勢いがあってできますよね。それを1ヵ月~2ヵ月だと辛くなりますが。

広末)すごく爽快でした。現場も勢いがあって、気持ちがいいくらいにチームができ上がっていて、技術部も素晴らしくて。役者もNGを出さないお2人なので、だからこそできる、ライブ感のある現場でした。

黒木)その映画、『噓八百 京町ロワイヤル』は絶賛公開中です。

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