山口もえ、機械に音声認識されず嘆き 声優初挑戦も自身の声は「好きではない…」

引用元:オリコン
山口もえ、機械に音声認識されず嘆き 声優初挑戦も自身の声は「好きではない…」

 タレントの山口もえとお笑いコンビ・麒麟(川島明・田村裕)が7日、都内スタジオで行われた劇場版『映画 きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー!!』(4月3日公開)の公開アフレコ取材会に登場。ゲスト声優として本作で声優デビューを飾る山口は“おっとりキャラ”としてゆっくり話す声も特徴だが「家で『OK Google』と呼んでも反応してくれないです…」と機械に音声認識されないことを嘆いた。

【写真】声優デビュー!緊張しながらも笑顔でアフレコする山口もえ

 自分の声は「そんなに好きではないので」と明かし「まさか、子どもが小さいころから見ていた『トーマス』の作品に参加できるチャンスをいただけ、こんなチャンスはないと思いましたが、『出るか、出ないか』一晩悩みました。できる自信がなかったので…」と話した。

 そんな中、出演を決めたのは家族の後押し。「家族に相談したら『え、見たい!』と言ってくれたのと、『これはいいチャンスじゃない?』と後押しくれたので、一晩かけて『出ます!』と返事をしました」と明かした。

 原作誕生から75周年を迎える『きかんしゃトーマス』の今回の舞台はイタリアで、山口はトーマスに色々なことを教える女の子の機関車・ジーナ。川島は、イケボを生かした歌が大好きな機関車・ロレンツォ、田村は客車のベッペの声を担当する。

 今回の公開アフレコのほかにも事前に収録していたそうだが、麒麟の2人は1日で終えたが、山口は2日かかったという。川島は「違う仕事で会った時に『どうでしたか?アフレコは』と聞くと、愕然とした姿で『私、このままじゃダメです』みたいな、へこんでいた」と山口の姿を暴露。

 山口は「1日目に台本を読んで撮れずに終わって、そのあと3日間くらい台本が開けないくらい、ちょっと気持ちが…」と声優の仕事がトラウマになったと告白。演じるキャラクターが早口で、自身がゆっくりした口調ということもあり「とにかく、映像を見て、最初に入れてあった声(参考ボイス)があって、それを元に尺を自分で覚えた。何回も聞いて練習をしたら、あまりにも練習したので2歳の娘がセリフを覚えちゃったくらい。私よりも先に覚えました」と笑いを誘った。