TOKIO城島茂は25歳年下と…年の差婚が成立する男性の特徴

TOKIO城島茂は25歳年下と…年の差婚が成立する男性の特徴

大道枝里【婚活分析2万人 異色カップルのからくり】

 昨年9月、「TOKIO」リーダーの城島茂とタレント菊池梨沙が結婚した。年の差は25歳で、城島は菊池の親よりも年上だという。芸能界に限らず、結婚相談所でも年の差婚はあるという。

 私が見てきた、かなり年上を好む女性というのは、総じて年齢の割に落ち着いていて、独身時代の長い男性の曲げられない生き方も寛大な心で受け入れるタイプでした。

 もっとも、結婚相談所で1回り以上離れた相手と成婚するケースは、年上男性に特徴があります。①お金を持っている(年収1000万円以上であることが多い)②見た目が若い③穏やかで包容力がある。城島さんも全て満たしていますね。

 今回は、51歳男性、36歳シングルマザーのケースを紹介します。男性は金融業界の管理職(年収1000万円以上)で、バツイチ。成人した子どもとは別居していました。

 希望条件は「35~40歳」「趣味のドライブに興味を持ってほしいがアウトドアは苦手」「仕事で飲みに行く機会が多いので理解してくれる」「性格がおっとりしている」など細かく挙げていました。

 一方、女性は「経済面の安定」「50歳未満」を条件にしていました。彼女はおっとりしたタイプではないし、アウトドア好き。2人はデータ上ではマッチングしていませんでした。

 当相談所(PA)では、紹介方法としてAIによるプロフィルのマッチング、コンシェルジュ独自のマッチングのほかに、「EQアセスメントの合致率」があります。これは、アンケートの回答から自分や他者に対し、どのような価値を持って日々行動しているかを測定。12の要素に分類し、それぞれが重視する要素をもとにマッチングさせる手法です。

 分析の結果、男性は「共感性」が高く、相手にも共感を求める傾向があり、女性は「感情のコントロール」が高く「協調性」を求める傾向がわかりました。

 そこで、お見合いをすると、お互い初めて会ったときからフィーリングが合うと話していて、たった3回のデートで交際が成立しました。

 男性には、彼女や子どものことを包み込んでくれる余裕も経済力もあったし、彼自身が別居していた子どもとの関係も良好であったことが、安心感につながったそうです。

 一方、女性は前の結婚で苦労していたので、男性への理解力も高く、寛大。そこに男性も引かれました。条件だけでなく、重視する要素もマッチした2人は交際成立から34日で成婚されました。

(大道枝里/成婚コンシェルジュ)