【気になるアイツ】味方良介、新境地で飛躍!キムタクとの共演が刺激に

【気になるアイツ】味方良介、新境地で飛躍!キムタクとの共演が刺激に

 12日まで東京・渋谷区の新国立劇場で上演中の舞台「飛龍伝2020」に出演している俳優、味方良介(27)。先月のフジテレビ系ドラマ「教場」で、冷徹な警察学校教官を演じた主演俳優、木村拓哉(47)に反発する訓練生を好演して話題になった。

 劇作家、つかこうへいさんの代表作「飛龍伝」では主演の欅坂46・菅井友香(24)とのキスなど濃厚シーンが見どころ。「良くも悪くも、そこがピックアップされるけど、そうなった意味を理解して全体像を見てほしい」と熱く語る。

 味方は小学生の頃にミュージカル「エリザベート」を観劇し、舞台のとりこに。19歳だった11年にミュージカル「恋するブロードウェイ♪」で俳優デビューを果たした。

 17年にはつかさん作の「熱海殺人事件」に史上最年少の24歳で主演。3年連続で大役を務め、同作を見たフジ関係者が「教場」への出演をオファー。味方は「木村拓哉という人とがっつり共演できることは一生ない」と快諾して映像作品に初めて出演した。

 大スターとの濃密な時間を過ごし、「木村さんは人間力や視野の広さなど、どれを取っても完璧」と刺激に。「僕は負けず嫌い」と演技では堂々対峙し、「次は仲良しの役がいいな」とはにかんだ。

 昨年12月に約10年所属した事務所を退社。「自分の足で前に進むためです。舞台を中心に、ドラマや映画にもどんどん挑戦したい」と飛龍のごとく高みを目指す。