沢尻被告 近く退院、外来治療へ…違約金5億円超立て替えエイベックス「支援続けたい」

沢尻被告 近く退院、外来治療へ…違約金5億円超立て替えエイベックス「支援続けたい」

 ◇沢尻エリカ被告初公判(2020年1月31日)

 沢尻被告は近いうちに入院先の大学病院を退院する。専門の更生施設などには入らず、月1回ほど、現在の病院で外来治療を受ける。主治医は法廷で「(料理研究家の)母とレストランをやるのも一つかも」と社会復帰プランを挙げたが、どんな仕事に就くかは決まっていない。

 所属事務所エイベックス・マネジメントの専務は陳述書で「家庭を持つことや芸能以外の仕事もいいかもしれません。個人的には彼女の作品をもう一度見てみたい」とし「できる支援を続けたい」と表明した。「麒麟がくる」の撮り直しなどで生じる違約金は5億円超。沢尻被告は女優復帰を否定したが、関係者は「違約金を立て替えるエイベックスとしては、事務所としての責任もあって契約解除はなかなかできないだろう」と話した。