週末どれ観る?手に汗握る最新サスペンス&ミステリー映画4作

引用元:VOGUE GIRL
週末どれ観る?手に汗握る最新サスペンス&ミステリー映画4作

冬の新作映画にはスリル満点のサスペンス&ミステリーが充実。公開直後&間近の作品から、おすすめの4作をセレクト!

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」の場面をもっとみる 週末どれ観る?手に汗握る最新サスペンス&ミステリー映画4作 (2019) TRESOR FILMS – FRANCE 2 CINEMA – MARS FILMS- WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRESOR – ARTEMIS PRODUCTIONS

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

世界的ベストセラーの完結編を、各国の言語に翻訳するエキスパートたちが集まり、予想もつかないミステリーが展開される『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』。“先の読めない”ではなく、“先を読む暇さえない”今作では、頭フル回転で臨んだとしても、その結末にあっと唸らされるはず。

大ベストセラーミステリー三部作の完結編「デダリュス」の翻訳のために選ばれた国籍の違う9人は、情報漏洩対策のため、豪邸の地下で作業するよう隔離される。外出はもちろん、SNSや電話も全て禁止だったはずが、セキュリティが破られ、原稿の一部がネットに流出。「24時間以内に500万ユーロを支払わないと、次の100ページも公開する」という脅迫メールが出版社社長のもとに届き、翻訳者の中で犯人捜しが始まる。

—–

この物語の着想源は、かの有名な『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ出版の際、海賊行為を防ぐために各国の翻訳者たちを隔離して翻訳作業を行わせたことだというから更に驚き。巧妙に仕掛けられた罠や奇策が、9人それぞれに浮上する疑惑を濃く浮かび上がらせ、観る者の感情を揺さぶる。二転三転する心理戦にくぎ付けになって!

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
2020年1月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開中
gaga.ne.jp/9honyakuka 
配給:ギャガ 週末どれ観る?手に汗握る最新サスペンス&ミステリー映画4作 2019映画「AI崩壊」製作委員会

『AI崩壊』

大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典と脂の乗った俳優陣が、暴走を始めたAIと真っ向から立ち向かう近未来型サスペンス『AI崩壊』。スリリングな展開とダイナミックなアクションが持ち味ながら、『22年目の告白-私が殺人犯です-』や『サイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督のオリジナル脚本が光り、人間ドラマとしても堪能できる。

2030年、天才科学者の桐生浩介(大沢)が、亡き妻のために開発した医療AI・のぞみは、国民の個人データを完全に掌握しており、欠かせない存在となっていた。しかし、突如のぞみが暴走、生きる価値のない人間を選別して殺戮を開始。日本中がパニックに陥ることに……。容疑者と断定されたのは桐生。彼はAI捜査網の中、決死の逃亡を繰り広げていく。

—–

『キングダム』の王騎役で、筋肉隆々の見事な肉体を披露していたのが記憶に新しい大沢たかおが、本作では走り、飛び、泳ぐなど更に肉体を酷使し、縦横無尽にスクリーンを暴れまわる。かと思いきや、難しそうなプログラムを瞬時に書き上げる頭脳派な一面も見せたり、家族への愛をにじませたりと、観る者の共感を呼ぶ血の通ったキャラクターを作り上げた。昨日の敵は今日の友になるのか、AIの果てを見守って。

『AI崩壊』
2020年1月31日(金)より全国公開中
http://wwws.warnerbros.co.jp/ai-houkai/
配給:ワーナー・ブラザース映画