半年ぶり復帰のロンブー田村亮「お手柔らかにお願いします」 新会社設立の淳は「裏では社長と呼ばないと振り返らない」

引用元:中日スポーツ
半年ぶり復帰のロンブー田村亮「お手柔らかにお願いします」 新会社設立の淳は「裏では社長と呼ばないと振り返らない」

 「闇営業」問題で昨年6月から芸能活動を休止していたお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(48)が30日、相方の田村淳(46)とともに東京・表参道のWALL&WALLで開催したトークライブ「family」で活動を再開。ライブの後、同所で2人で記者会見した。

【写真】「闇営業」を謝罪する田村亮と涙をふく宮迫

 「去年起こした騒動で心配かけたり、ご迷惑をおかけした方々、申し訳ございませんでした。復帰会見なので、皆さんに前向きな話ができればと思っています。お手やわらかにお願いします」

 会場は、亮が昨年7月にお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)と謝罪会見を開いたのと同じ場所。神妙な面持ちで冒頭に謝罪した亮だったが、死んだ魚のような顔をしていた半年前とは違い、復帰を果たした喜びが顔からにじみ出ていた。相方の淳も、この日のために20年ぶりに髪を赤く染めた。

 復帰のステージについて「温かく迎えていただいて、シンプルにうれしかった。もう少し冷ややかに見られると正直覚悟していました」と亮は率直に振り返った。復帰を待ち望んでいたお客さんからの反応を肌で感じて涙があふれ、舞台のそでに引っ込む場面もあったという。

 淳は「亮さんがとなりにいてくれて最終的に受け止めてくれる状況と、(亮の謹慎で)いない状況を両方味わった。亮さんがいてくれると自由に動き回りやすい」としみじみ。亮も「一緒にトークライブをやって、突っ込めるところ、足らないところを淳が補ってくれた。戻ってくる場所は、やっぱりここなんだと思いました」と喜びをかみしめた。

 現在、淳は「株式会社LONDONBOOTS」の社長として、亮を所属タレントとして抱える立場。亮のテレビ復帰にはまだ時間がかかりそうだが「亮が舞台をやりたいといっている。僕も相方としてサポートしていきたい」とした上で「舞台の上では『淳』という呼び方を許可していますが裏では『社長』って呼ばないと振り返らないようにしています」と笑わせた。

 ◇ロンドンブーツ1号2号 メンバーは1973(昭和48)年12月4日生まれ、山口県出身の田村淳(たむら・あつし)と72年1月8日生まれ、大阪府出身の田村亮(たむら・りょう)の2人。略称は「ロンブー」。93年4月にコンビを結成し、94年に吉本興業所属となる。テレビ朝日系「ロンドンハーツ」などバラエティー番組で人気を得る一方、ドラマやラジオ番組に出演。お笑い芸人で結成した音楽ユニットで活動するなど多方面で活躍。2019年6月に発覚した闇営業問題で亮が活動休止。同年12月、2人で株式会社LONDONBOOTSを設立、亮は同社の所属タレントとして活動していく。