ゲス不倫バッシング渦中の東出昌大と“先輩”宮崎謙介氏…2人の違いを読み解く

ゲス不倫バッシング渦中の東出昌大と“先輩”宮崎謙介氏…2人の違いを読み解く

〈東出昌大に送る、宮崎謙介からの手紙〉というダイヤモンド・オンラインが配信した記事(1月28日付)が、ちょっとした話題だ。

 過去に不倫スキャンダルで猛バッシングを受けた経験がある元衆院議員の宮崎謙介氏(39)が、今まさに猛バッシングを受けている俳優・東出昌大(31)への「手紙」という形を取り、〈1年間の平謝りと毎日の手紙〉などなど、夫婦関係修復の心得を説いている。

 かつてのゲス不倫男が現在のゲス不倫男に宛てた手紙という、いささか“毒々しい”企画だが、ネット上の反応は〈企画としては面白い〉〈素直に頑張ったと思う〉〈なるほどと思う内容〉〈誠意を感じる〉などと、意外にも好評なのだ。

 もっとも〈(東出の場合は)このやり方での挽回はできないんじゃないかな〉などと懐疑的なコメントも目立つ。

 宮崎氏は約4年前に、〈育休国会議員の“ゲス不倫”撮った―出産6日前に美人タレントとお泊まり〉と、週刊文春(2016年2月18日号)に報じられ、議員辞職に追い込まれた。

 同じ“文春砲”にやられた東出も妻・杏(33)が第3子を妊娠中の2017年夏ごろから、唐田えりか(22)との不倫に走ったとされる。

 男女問題にも詳しいライターの源祥子氏は「いずれも“ゲス不倫”であることに違いはありませんが」と前置きして、こう続ける。

「宮崎さんの場合は、妻の金子恵美さんが不倫発覚から3カ月で〈離婚しない〉などとコメントを発表したことが大きかったですね。結局、どんな形の不倫であれ、どんな形の謝罪であれ、妻の方が『許す』と決めるかどうかに尽きます。子どものためだろうが何だろうが、妻が関係を修復しよう、乗り越えようと決意すれば、外野がとやかく言う筋合いではありません。金子さんの許しっぷりが潔かったから、宮崎さんへのバッシングもやんだわけです」

 今となれば宮崎、金子夫婦は騒動をネタにするほど円満っぷりをアピールし、世間もそれを受け入れている。今回の“手紙”だってそうだ。一方の東出は、許されそうもない雰囲気に押し潰されそうになっている。

「東出さんは今のままでは芸能活動を続けることすら厳しい状況ですが、それも杏さんの出方次第です。もし杏さんが早い段階で『離婚しない』と発表し、東出クンが謝罪会見でも開けば、宮崎さん以上に時間はかかるでしょうが、再起の可能性も少しは出てくるはず。杏さんが離婚を決断したら? それは厳しいかもしれません……」(源祥子氏)

 もちろん東出に許してもらおうという誠意がなければ、宮崎氏の“手紙”も無意味だ。