3作連続の快挙なるか!?『ヒックとドラゴン』最新作がアニー賞5部門にノミネート!

引用元:Movie Walker

シリーズ累計全世界興収16億ドルを突破した「ヒックとドラゴン」シリーズの最新作『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(12月20日公開)が、現地時間2日に発表されたアニメ界のアカデミー賞といわれる第47回アニー賞で作品賞をはじめ、5部門6ノミネートを果たした。

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本作は人間とドラゴンの新たな冒険を空前のスケールで描いたアドベンチャー大作。亡き父の跡を継いでバイキングのリーダーへと成長したヒックと、傷ついたドラゴンのトゥースの活躍によってバーク島ではかつて敵同士だった人間とドラゴンが共存していた。しかしドラゴンが増え続け、島の定員がオーバーしてしまったことから、ヒックは仲間たちとともに新天地を探す旅に出る。そして彼らは、人間が住めないドラゴンたちだけの“隠された王国”に辿り着くことに…。

今回本作がノミネートされたのは、作品賞と美術賞、脚本賞、編集賞、キャラクター・アニメーション賞(2ノミネート)の5部門。シリーズ1作目は第38回アニー賞で作品賞はじめ9部門を総なめにし、前作も第42回で作品賞など計6部門を受賞と、他作品を寄せ付けない圧倒的な強さを発揮。しかし、いずれもアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされるものの、そこでは惜しくも涙を呑む結果に。

現地時間の昨日発表されたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、すでにほかの有力作品を押さえ見事アニメーション映画賞を受賞し、一躍今年のアニメーション映画賞レースで主役候補に躍りでた本作。アニー賞で3作連続の作品賞受賞の快挙を成し遂げ、アカデミー賞の舞台で前2作の雪辱を晴らすことができるのか大いに注目したい。第47回アニー賞授賞式は現地時間2020年1月25日(土)に行われる。

また現在、ムビチケ公式サイトにて発売中の本作のムビチケ前売券(オンライン)購入者限定で、もれなく過去2作品から1作品を選びRakuten TVでレンタル視聴できるキャンペーンが実施中。

弱虫の少年だったヒックとトゥースとの出会いが描かれた1作目、ヒックと両親との物語を軸に強大な敵に立ち向かっていく姿を描いた前作。どちらも世界中で熱狂的な支持を集めた胸躍る作品となっているので、まだ観ていないという人はこの機会に、そしてすでに観たという人もおさらいして、最新作で待ち受ける大冒険に備えてほしい!(Movie Walker・文/久保田 和馬)