米ドラマ「レジデント」が撮影用の医療備品を本物の医療機関に寄付

引用元:映画.com
米ドラマ「レジデント」が撮影用の医療備品を本物の医療機関に寄付

 [映画.com ニュース]新型コロナウィルスの感染者の殺到により、アメリカの病院で働く医療関係者を守る個人用防護具(PPE)が不足するなか、米医療ドラマが小道具として備蓄していたマスクなどを寄付したことが明らかになった。

 米ジョージア・アトランタにあるグレイディ・メモリアル病院でリウマチ疾患を専門にするカレン・ロー医師は、自身のインスタグラムにおいて、病院前に積み上げられた段ボール箱の写真を掲載。キャプションで、現地でロケが行われている「レジデント 型破りな天才研修医」のスタッフが、ガウンやマスク、手袋などを寄付してくれたことを説明し、感謝の意を表明している。

 「レジデント 型破りな天才研修医」は、隠蔽体質の巨大病院で自らの正義を貫く若き医師の活躍を描くメディカルドラマで、アトランタでシーズン3が撮影中だ。現在は、新型コロナウィルスの影響で制作がストップしている。

 米医療ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」も、撮影が行われているカナダ・バンクーバーにマスクの寄付を検討しているという。