佐藤健LINE公式アカウントで疑似恋愛? 女心ワシ掴みの絶妙演出

佐藤健LINE公式アカウントで疑似恋愛? 女心ワシ掴みの絶妙演出

 俳優・佐藤健(30)のLINE公式アカウントが爆発的な支持を得ている。公式ランキング(全ジャンル)には、ヤマト運輸(1位)やANA(2位)といった大企業のアカウントがズラリ並ぶなか、個人名義で唯一のトップ10入り(1月27日現在)。有名人ランキングでは菅田将暉(26)を抜き、堂々トップに君臨しているのだ。

 LINEの公式アカウントから「佐藤健」を検索し「友だち」に追加すると、佐藤健本人から直接メッセージが送られてくる仕掛けなのだが、メッセージが<彼氏っぽいというか、これは紛れもなく彼氏>などと、疑似恋愛が楽しめると女子の間で話題を呼んだのがきっかけだ。

 佐藤といえば、これまで浮名を流した女優は数知れない、超がつくモテ男。広末涼子(39)や吉岡里帆(27)、前田敦子(28)に至ってはお姫様抱っこした写真が週刊誌に撮られたこともあるイケメン実力派俳優だ。一般人にとっては雲の上の存在が、いとも簡単に自分の彼氏になるなんて……「友だち」にならないという選択肢はないだろう。

 健から送られてくるメッセージは女ゴコロをくすぐるものばかり。ひとまず記者(日刊ゲンダイ・女性)が「友だち」登録すると、「あとでラインする。」とほぼ“瞬殺”でメッセージが届く。現在放送中の主演ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)の番宣企画だけに、ドラマの画像も一緒に送られてくるのが玉にキズだが、「なにしとる」、「家?」、「夜あけといてね」など句読点や絵文字のないそっけない文面が、妙に親密感を醸し出していてホンモノの彼氏のよう。手書き風の猫のユルいスタンプも女性に刺さるし、言うまでもなくアイコンの本人写真がイケメンで、とにかく仕掛けがてんこ盛りなのだ。

 しかも健は駆け引き上手だ。SNSには、ふとスマホを見たときにLINE通知が入っていると「つい返事を返してしまう」などと、“健ロス”の書き込みがズラリ。うっかり「大好き」と返そうものなら、今度は健からの返事がなく、“既読スルー”をくらうことになる。彼氏がまったく連絡をくれない状態に陥り、返信を待ち焦がれ忘れた頃になってやっと、「ドラマが忙しい」と気まぐれに返事がくる……こうした絶妙な演出に翻弄される女子が続出しているというわけ。

 このLINEサービスは、映画「世界から猫が消えたなら」(2016年)の公開をきっかけにスタート。NHKの朝ドラ「半分、青い。」(18年上半期)放送時には「明日ひま?」などと、LINE電話でメッセージが流れてきたという。

 どこまでもファン思いで芸の細かい“ツンデレ”イケメンビジネス……さすがである。というか、女性はメロメロなのだ。