中田英寿氏プロデュース「CRAFT SAKE WEEK」を過去最大規模で開催

中田英寿氏プロデュース「CRAFT SAKE WEEK」を過去最大規模で開催

 サッカー元日本代表の中田英寿氏(43)が代表取締役を務める「株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」は24日、4月17日から29日までの過去最長となる13日間、東京・港区の六本木ヒルズアリーナで世界最大級の日本酒イベント『CRAFT SAKE WEEK(クラフトサケウィーク)2020』を開催すると発表した。

 中田氏は2009年から日本全国を旅する中で伝統工芸や農業などの“ものづくり”に魅了され、これを世界に発信し続けている。中でも感化されているのが日本酒の魅力。16年からプロデュースする『CRAFT SAKE WEEK』は、過去4年間の来場者数が延べ60万人に及び、昨年は過去最多の20万人が来場するなど、国内外で大きな話題を呼ぶイベントとなっている。同イベントの関係者は「これを目当てに訪日外国人の方も多く、世界から問い合わせが増えています」と反響の大きさを証言する。

 今回は過去最長期間の開催となり、中田氏が日本全国1400超の酒蔵から厳選した130蔵が出店。世界各国のさまざまな料理を提供する一流レストランを招き、日本酒とのペアリング体験を提案する。さらに、日本で古来親しまれている「発酵」をテーマに日本茶ブースや発酵食品エリアを初めて展開。「日本文化の祭典」として過去最大の規模で開催する。

 また、会場デザインは、かつてサッカーの市原(現J2千葉)ユースでプレーし、エストニア国立博物館などの作品がある世界的建築家、田根剛氏(40)が担当。6000個の枡が会場を包み込む独特の空間を演出する。