宮沢氷魚、川オタクだった…卒論も都内の川を研究「英語で100ページ近く書いた」

引用元:スポーツ報知
宮沢氷魚、川オタクだった…卒論も都内の川を研究「英語で100ページ近く書いた」

 俳優の宮沢氷魚(ひお、25)が20日、東京・神田駿河台の明治大学で行われた初主演映画「his」(24日公開、今泉力哉監督)の試写会に共演の藤原季節(27)と登壇した。

 2人の青年の恋愛を通して、彼らの葛藤や親権獲得などを描く。氷魚の父でTHE BOOMのボーカル・宮沢和史(53)の母校でのイベント。氷魚は17年に卒業した国際基督教大学時代を「大学3年からメンズノンノの専属モデルをやっていたので、あっという間に終わった」と振り返った。特に思い出に残っていることは卒論だという。「東京都内の川の環境の変化を書いた。江戸時代から平成までどう変化をし、社会的貢献をしたかという研究を英語で100ページ近く書いた。川の研究全然苦じゃない。楽しかった。今ここで音読したいくらい。今でも川が好きです」。川への深い愛を明かし、藤原や会場を驚かせた。

 また、大学時代にやっておくべきことを「全力で楽しむ!」と回答。「社会に出てから学生時代にしかできない遊び、時間の使い方をもっとやれば良かったと思うことが多い。忙しくても若いからその体力を使って全力で楽しむことが大事」と、学生たちに言葉を贈った。

 一方、藤原は同作出演をきっかけに心境の変化があったという。「自分はこういう人間なんだと少しずつ表現できるようになった。10代、20代の時にそうできていたら大学も中退しないで済んだんだろうなとも思うので、こうやって大学に帰ってきて感慨深いです」と語った。 報知新聞社