クイーンのブライアン・メイが来日し、セイコーウオッチとのコラボ時計を発表「初来日のときのようにワクワクしている」

引用元:スポーツ報知
クイーンのブライアン・メイが来日し、セイコーウオッチとのコラボ時計を発表「初来日のときのようにワクワクしている」

 25日から「クイーン+アダム・ランバート」として来日公演を行う世界的ロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイ(72)が21日、銀座和光でセイコーウオッチ服部真二CEOへ表敬訪問を行いました。

 ブライアンと服部CEOは熱く握手を交わし、服部CEOから、ブライアンとのコラボレーション限定モデルである「セイコー 5スポーツBriansMayコラボレーション限定モデル」が贈呈された。贈呈された時計を見たブライアンは「アメイジング!(素晴らしい)」とコメント。「シンプルで、とても洗練されている。

この時計を作るまでに、何度もSEIKOさんとメールで細部まで打合せを行ったこだわりのある時計。最初に買ったSEIKOの時計がまだ問題なく動いているが(着用している時計を見て)、これからはこの時計も長く使用していくだろう」と話し、日本語で「とても嬉しいです!」と両手を高くあげ、笑顔を見せた。

 同モデルは5月15日から、国内、海外で順次発売。限定数量は9000本で、希望小売価格は6万3800円(税込み)。

 来日については「久しぶりの日本はやはり最高です。日本の仏教では、食べ物、動物などすべての生物を大事にする習慣があるので、動物愛護団体や、ヴィーガン主義である自分ととても共感するところが大きい」と答えた。また、セイコーの時計を長年愛用しているブライアンは「1975年に初めて来日した際に銀座で時計を買った。その時計を着用してそのままオーストラリアにも行った。共有している思い出が非常に多く、古い友人のような存在だ」と話し、今回の「限定モデル」は、ブライアンのアイコンでもあるギター「レッドスペシャル」とのコラボであることに関して、「廃棄予定の資材を組み立てて、一からすべて自分でつくった思い入れのあるギターなので、今回、このような形で私のギターと素晴らしいコラボレーションをして、時計を作ってくれたSEIKOさんにとても感謝しており、誇りに感じている。これから、私と共に、精密に時を刻んでくれるだろう。私が地球からいなくなっても、父親との思い出や、これまでの人生をこの時計が語り継いでくれると思っている。私だけではなく、父、家族もみんな幸せだ」とコメントした。

 世界的にヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディー」については「この映画は非常に長い製作期間でした。構想から8年でキャストを決めたり監督を決めたりして、そこからやっと台本を何度も書き直したりすることもありました。大事なところはフレディーとその家族についての話だと思っています。彼は一度家族のもとを離れて世界に飛び立って、その後再びサポートを受けたくて家族のもとに戻ってきました。また私たちと一緒に過ごした時間なども入っていてとても素晴らしい映画だと思います。我々を演じてくれた役者のみなさんも我々に成り代わって、乗り移ったかのような素晴らしい演技をしてくれした」。日本のファンに対し「映画の影響で、新たに若い層のファンが増えたので、1975年に来日したときのようなワクワクした感覚です。日本のファンと、思い出を作ることを楽しみにしています」と来日公演への意気込みも語った。 報知新聞社