アイドルグループ「KAT―TUN」の亀梨和也（33）が、映画「事故物件 恐い間取り（仮）」（8月28日公開）に主演することが決まった。亀梨にとって通算5作目の主演映画で、ホラー作品は初挑戦となる。
前の住人が自殺・殺人・孤独死・事故などで死亡した住居、いわゆる事故物件に“住みます芸人”として活動するお笑い芸人・松原タニシ（37）の著書「事故物件怪談 恐い間取り」（二見書房）を映画化。「リング」（1998年公開）でハリウッド進出を果たし、昨年も「貞子」を大ヒットさせたホラー映画の巨匠・中田秀夫監督がメガホンを取る。
松原タニシの著書「事故物件怪談 恐い間取り」の書影 大阪・千葉・東京・沖縄で実際に9軒の事故物件に住んできた松原の体験をそれぞれ間取り付きで紹介した原作は、ノンフィクションとしては異例の10万部を突破。「ペンキで塗りつぶされた鏡」「帰宅すると勝手に開いているふすま」など、実際に起きた怪奇現象が紹介されている。
松原の実話をベースに、映画では亀梨が演じる売れない芸人・山野ヤマメが先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」とムチャぶりされ、殺人事件が起きた事故物件に住むところから始まる。
まもなくクランクインを迎える亀梨は「昨年末に中田監督との顔合わせに行く時、急に移動車のエンジンがかからなくなって故障してしまったんです。直したはずなんですが、昨夜、車内でマネジャーさんから台本をもらった時にまたエンジンが止まってしまったんです！」と早くも怪奇現象を体験したことを明かし、「これも撮影に向けて気を引き締めろということかなと思いました。ただ、できることなら車は変えてもらいたいですね」と本音ものぞかせた。
事故物件住みます芸人の松原タニシ(C)Fujisato Ichiro ▼松原タニシの話 「7年前、何の仕事もなかった一介の芸人が、テレビ番組『北野誠のおまえら行くな。』の企画で事故物件に住み始め、その経験が書籍化され、そしてまさかの映画化にまでされてしまう展開を、一体誰が想像できたでしょう。しかも主役が亀梨和也さん。そして監督が『リング』の中田秀夫監督。豪華すぎます。さて、これは単なるホラー映画ではありません。果たして僕が過ごした『恐い間取り』たちが、スクリーンの中でどう生まれ変わり、どんな恐怖を見せてくれるのか、非常に楽しみです」
KAT―TUN亀梨和也、事故物件“住みます”映画主演決定で早くも怪奇現象に遭遇!?「急に車のエンジンがかからなくなって故障…」
引用元：中日スポーツ
