須田亜香里「SKE48はダンス」激しく可憐に個性的に、圧巻パフォーマンスで魅了

引用元:MusicVoice
須田亜香里「SKE48はダンス」激しく可憐に個性的に、圧巻パフォーマンスで魅了

 SKE48が19日、TOKYO DOME CITY HALLで『SKE48 選抜メンバーコンサート ~私たちってソーユートコあるよね?~』を開催した。

 選抜は、浅井裕華、荒井優希、井上瑠夏、江籠裕奈、大場美奈、鎌田菜月、北川愛乃、熊崎晴香、佐藤佳穂、末永桜花、須田亜香里、惣田紗莉渚、高畑結希、高柳明音、竹内彩姫、野島樺乃、日高優月、古畑奈和、松井珠理奈。

 ステージ後方から松井珠理奈、須田亜香里が登場。ゆっくりとした歩調でセンターに向かう。やがてメンバーが合流して「美しい稲妻」を届ける。その後もダンスナンバーを立て続けに披露していく。4曲目にはインストでダンスパフォーマンス。音楽だけでなく効果音に合わせて体を動かしていく。一糸乱れぬフォーメーションダンスを見せたかと思えば、一人、あるいはグループになって順に届ける。そして、そのまま「ESCAPE」へと流れる。

 5曲を激しく走り抜けた。須田は「SKE48はダンスだなと思って」と幕開けはダンスパートで固めたことを明かし、大場は「可愛いだけじゃこのセットリストには入らない」と付け加えた。そして、卒業が決まっている高柳がコールアンドレスポンス。「アイドルのうちにしかできないから!」と笑みを見せた。

 SKE48にとって関東での公演はこの日が今年に入って最初。2020年にちなんで新曲「ソーユートコあるよね?」と個人メドレーが20曲披露された。井上はペンギンを引き連れて登場し「走れペンギン」を披露したかと思えば、高畑はライトセイバーを使っての振付で「人生の無駄使い」を披露。「バズーカ砲発射」の曲にならい荒井はトロッコに乗ってバズーカで銀テープを噴射させた。

 また、自身のソロ曲「本性」を披露した古畑は髪を乱しながらアグレッシブに力強く歌う。一方、月光を照らす水面の映像をバックに「泣ける場所」を歌った高柳は定評のある歌唱力で歌詞の世界観を映していた。「わるきー」を披露した須田は胸元を強調した衣装でセクシーに見せてカメラレンズにキス、そして珠理奈はアリーナ後方の特設ステージに立ち、赤い色のドレスでしっとりと「who are you?」を歌い上げた。余韻に浸る事なく間髪入れずに印象的なフレーズが会場に響く。メインステージに須田をセンターにした布陣。アッパーな新曲「ソーユートコあるよね?」を披露し、盛り上げた。

 合間のMCではソロ曲への思いを語った。髪を下ろして「MARIA」を歌った末永は「可愛い曲でツインテールを想像したと思うけど…」と予想を裏切ったパフォーマンスだったことを明かした。

 そしてMC開けからの後半戦は、新たな可能性を広げたダンスナンバーの前作「FRUSTRATION」でスタート。先のソロメドレーを挟み、ダンスのSKE48を象徴するようなセットリスト。そして「コケティッシュ渋滞中」「オキドキ」「無意識の色」とノンストップで続け、須田が「皆の限界はまだまだだよね!」と煽って本編ラストは「パレオはエメラルド」。

 アンコールでは「Stand by you」を披露してからMC。新曲で初選抜入りした高畑と北川が挨拶。そして、高柳が「卒業までまだライブはあるので」と心境を語って「アイシテラブル」「1!2!3!4!ヨロシク!」を披露して幕を閉じた。