初の著作を発表の戸田真琴「先生はちょっと…。今まで通り“まこりん”で」

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
初の著作を発表の戸田真琴「先生はちょっと…。今まで通り“まこりん”で」

 昨年12月に初の著作となる『あなたの孤独は美しい』を発表したセクシー女優の戸田真琴が1月17日、東京・新宿の紀伊国屋書店 新宿本店で出版記念イベントを行った。

 イベントに先立ち行われた会見で戸田は改めて「それまであまり長い文章を書いたことがなかったので、まとまって一冊の本になるということが全然想像できなかったのでびっくりした(笑)。全部書き下ろし。その中で、今までデビューしてからインタビューで話したことや、日記やブログなどで書いて来たことも改めて振り返りながら書くことができたので、自分の考え方みたいなものが一冊の本になったということは、皆さんに読んでもらえるという意味でもうれしいし、自分の中でもちょっとした達成感があります。書いていく中で、嫌だと思っていた思い出から学んだこともあったんだなということに気づかされ、それが面白くもあり、記憶を掘り起こすという点でちょっと大変でもあった」などと執筆時を振り返った。

 同書では戸田の思う「孤独」について書かれているのだが「世に求められている“寂しさの肯定”よりも、もう少し自分の中で伝えたいことがあって、最初に目指していた着地点より遠くに行ってしまった。それでちょっと複雑な本になってしまったという自覚があります。多くの人が読みたいと思うことと、自分が伝えたいこととの違いにジレンマがあって悩みもしましたが、自分が伝えたい事に嘘を付かないで書けたということは良かった」などと話した。 初の著作を発表の戸田真琴「先生はちょっと…。今まで通り“まこりん”で」 ぼのぼのと2ショット  かなり赤裸々な部分もあるエッセイでもあるのだが「人によっては引いちゃうかなと思うし、私を応援してくれている人たちの中には自分の話をこれだけすることを望んでいない人もいるかなと思っていたんですが、思ったより受け入れてくれたなと思うところはあります。“頭の中をのぞいたみたいでうれしかったよ”と言ってくれた人がいてすごくうれしかった。そういう気持ちで好きでいてくれるのは幸福なことだと思いました。思ったよりみんな優しかったです(笑)」という。

 ちなみにこの日の会場には「戸田真琴先生」と書かれている札があったのだが「先生ってちょっと違和感ありますね(笑)。最近、映画の監督をしたりして、急に“監督”って呼んでくれるファンの方もいるんですが、あんまり凄い人っぽい肩書がつくのが好きじゃないので“まこりん”って呼んでください、って思ってます(笑)」とのこと。ただ「まこりん先生はちょっとかわいいかもしれない(笑)」とぽつり。

 監督、先生ときて「次は社長?」と振られると「向いてないだろうな~」と苦笑い。今後もさまざまな分野での活躍が見込まれるのだが「その時やるべきだなと思ったことをやっていこうと思っている」とのことだった。