『魔進戦隊キラメイジャー』キラメイブルー水石亜飛夢、憧れの戦隊ヒーローに「夢が叶ってとてもうれしい」

　3月8日よりテレビ朝日系にて放送される『魔進戦隊キラメイジャー』（毎週日曜 午前9:30～）の制作発表記者会見が16日、東京ドームシティ内シアターGロッソで行われ、メインキャストがお披露目された。キラメイブルー／押切時雨（おしきり・しぐる）役に選ばれたのは、『仮面ライダージオウ』（2018年）や、主演映画『笑いの枝折り』（2019年）などで精力的に活動している水石亜飛夢（みずいし・あとむ／24歳）。小さい頃からヒーローに憧れていたという水石は「夢が叶って、とてもうれしい」と喜びを噛み締めた。

【写真】スーパー戦隊シリーズオタクの宮島咲良に称賛される水石亜飛夢

　スーパー戦隊シリーズ第44作目となる『魔進戦隊キラメイジャー』は、「人が輝いて生きること」を物語のテーマに、”全力で活躍して輝く”ヒーローたち、そのビジュアル、アクション、ロボ戦など、すべてがキラキラした、これまで見たことがないほどゴージャスなスーパー戦隊。不思議なパワーを秘めた美しい宝石「キラメイストーン」に戦士として選ばれた5人が、人々から希望や輝きを奪おうとする闇の軍団と戦う姿を描く。

　この日の会見には、キラメイレッド／熱田充瑠（あつた・じゅうる）役の小宮をはじめ、キラメイイエロー／射水為朝（いみず・ためとも）役の木原瑠生（きはら・るい／21歳）、キラメイグリーン／速見瀬奈（はやみ・せな）役の新條由芽（しんじょう・ゆめ／21歳）、キラメイブルー／押切時雨役の水石、キラメイピンク／大治小夜（おおはる・さよ）役の工藤美桜（くどう・みお／20歳）、そして5人をサポートする博多南無鈴（はかたみなみ・むりょう）役の古坂大魔王が登壇。

　出演にあたって、水石は「小さい頃からヒーローに憧れていたので、夢がかなって、とてもうれしく思っています」と述べ、「あの頃にヒーローたちからもらったものを、今度は僕たちが小さいお子さんにプレゼントできるように、このメンバーで精一杯キラメイていきたいです! どうぞ応援よろしくお願いします」と挨拶。

　人気のアクション俳優・押切時雨役を演じる水石は、自身の役について「時雨はアクション俳優で、剣の達人。いつもは自分に厳しく、お堅く、そしてクールに振舞っているのですが、実は…という部分がありまして（笑）。そこは楽しみにしていただければと思います」と語り、「撮影では、アクション部のレジェンドの皆さんにいろいろ手ほどきを受けて、精一杯頑張っております。俳優という役柄上、劇中では結構いろんな格好をするので、いろんな姿で時雨くんの魅力を伝えていけたらと思っております」と意気込む。

　初めて変身した時の感想を聞かれると、水石は「本当に変身したのは撮影のときが初めてだったんですけど、実はオーディションのときの組分けで、この５人が偶然同じ組になったことがあるんです」と明かし、「そのときに”5人で一緒に変身するって、こんなに心強いんだ！”って、すごく感じました。その時点ではオーディションに合格するかどうかも、このメンバーになるかどうかも分からなかったけど、5人なら戦えそうだなって思ったんです」とオーディションを振り返る。すると、スーパー戦隊シリーズオタクでもあるMC・宮島咲良は「スーパー戦隊のことを、よくわかってますね！ すごく良いこと言う!! 素晴らしい!!!」と大絶賛。

　本作はスーパー戦隊史上、最もキラキラした戦隊ということで、「ここは誰にも負けずキラキラしていると思うこと」についてそれぞれ発表。「芝居」と回答した水石は、「僕は芝居と出合うまで、夢中になれることがあまりなかったんです。そんな僕を変えてくれたのが芝居でした」と告白。そして、「僕のお芝居を楽しみにしてくれる人がいたり、”元気になりました”というお手紙や言葉をいただいたり、レスポンスが返ってきたときが本当に嬉しい。なので、お芝居しているときが一番キラキラしているのかなと思います」と述べ、「『キラメイジャー』の撮影は始まったばかりですが、こんなに長く同じ作品と向き合える機会はなかなかないので、これからも楽しみです」と笑顔を見せた。

　また、「子どもの頃に憧れていたヒーロー」について聞かれると、「兄です。16歳離れていて、兄が高1の時に僕が生まれて、僕の名付け親でもあるんです」と明かし、「一番年の近い大人が兄だったこともあって、その背中をずっと見ていました。ヘラヘラしているようにみせているけど、実は家族想いで、仕事にも熱い兄だったので、小さい頃から自然と”大人になったら、こういう余裕のある大人になりたいなぁ”なんて思っていました」と兄への想いを語った。

　『魔進戦隊キラメイジャー』は、3月8日（日）よりテレビ朝日系にて、毎週日曜午前9：00～放送。