2019年の映画興収、過去最高2611・8億円　1位は「天気の子」140・6億円

　日本映画製作者連盟（映連）は28日、東京都内で2019年の全国映画概況の発表を行い、国内の興行収入が過去最高の2611億8000万円（前年比117・4％）と報告した。岡田裕介会長（東映グループ会長）は「各社、そして外国作品もヒット作が出たのが一番の大きな理由」と説明した。

【写真】映画「寝ても覚めても」東出昌大＆唐田えりか笑顔の初日あいさつ

　2000年から興行収入を発表しており、19年はそれまで最高だった16年の約2355億円を大幅に上回った。内訳は邦画1421億9200万円、洋画1189億8800万円。

　作品では、新海誠監督の新作アニメ「天気の子」が邦洋画合わせて最高の140億6000万円を記録。「アナと雪の女王2」（127億9000万円）、「アラジン」（121億6000万円）などが続いている。