絶頂の山里亮太が恐れる男…オードリー若林正恭の“奇襲プロデュース力”

絶頂の山里亮太が恐れる男…オードリー若林正恭の“奇襲プロデュース力”

 年末年始のテレビ番組出演ランキングで、南海キャンディーズ・山里亮太(42)が17本で1位を獲得し話題になっている(エム・データ調べ)。

 上位常連の有吉弘行(45)を抑えた勝因に女優の蒼井優(34)との“美女と野獣婚”の影響が大きいのは言わずもがな。蒼井側が夫・山里についてオープンに語っているのも相乗効果になっている。

 そんな山里と深夜番組「たりないふたり」(日本テレビ系/10年1月~3月)でタッグを組んでいたのは、同じく昨年結婚したオードリーの若林正恭(41)。3カ月の交際の末のスピード婚で、相手は15歳年下の看護師だ。

 入籍したいい夫婦の日(11月22日)を前に同月3日、山里との「たりないふたり」がおよそ5年ぶりに復活、神奈川県内でライブイベントを開催していた。チケットは即日完売。ライブビューイングはお笑いライブ史上最高館数となる53館で実施され、およそ1万5000人が視聴したという。山里&若林の“たりふた”コンビには、根強いファンが多い。しかし、それ以上に特筆すべきは、昨年から加速している若林の独走ぶりだ。

「昨年、深夜ラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』が、首都圏ラジオ聴取率調査(ビデオリサーチ調べ)で、全局中同時間帯の単独首位。16年2月度の調査以来、20回連続の記録です。同年3月2日には、10周年全国ツアーファイナルを日本武道館で開催し、1万2000枚の会場チケット、1万席のライブビューイングも完売し、360度を囲んだ大観衆の中で漫才する姿は圧巻でした」(事情通の芸能ジャーナリスト)

 若林の先を読む戦術と裏切りの奇術に、舌を巻く芸人は少なくない。昨年の「たりないふたり」開催時、実はのちに妻となる彼女と同棲していた。それをチラ見せする形で、「(山里に続いて)結婚したい」と言ったかと思えば、反面、「ゼクシィ(結婚情報誌)を買って帰る」と独身をアピール。さらに、打ち合わせなしの漫才冒頭では、元カノで女優の南沢奈央の名前を叫ぶ狂気性も見せ、自己戦術をヒットさせた。

 翻弄(ほんろう)されたのは、相方の春日俊彰(40)もしかり。春日が若林の結婚を知ったのは、「オールナイトニッポン」の生本番中。「嫁がいる」「初めて婚姻届書いて思うんだけど」など、つじつまが合わない対話の末、入籍を事後報告されている。

 相棒さえ予測できない若林の奇襲プロデュース力が山里を抜く日も近いかもしれない。