関西Jr.5年後の主役に…25年大阪万博プロジェクト始動へ

引用元:スポーツ報知
関西Jr.5年後の主役に…25年大阪万博プロジェクト始動へ

 関西ジャニーズJr.が13日、単独で初となる3日間の京セラドーム大阪公演を締めくくった。7人組「なにわ男子」ら3グループを筆頭に、総勢約70人で3公演13万5000人を動員。25年の大阪・関西万博へ向けて「関西アイランドプロジェクト Road to 2025~未来に向かって~」の始動を掲げた。

 3グループで初披露した新曲「空言オーケストラ」など40曲。“本家”の映像をそのまま使った嵐の「Monster」のカバーは、今公演の全体プロデュースを手がけた関ジャニ∞・大倉忠義(34)が松本潤(36)に相談して実現した、こだわりの演出。初めて自分たちがメインのステージに立った70人が巨大空間で躍動した。

 昨年8月には東西のJr.総出演で東京ドーム公演を行ったが、地元開催の今回は関西Jr.だけ。Jr.の京セラ公演は、滝沢秀明副社長(37)らを筆頭に00年に1公演を行って以来20年ぶりで、「なにわ―」の西畑大吾(23)は「一つの自信になったけど、ここで満足するのではなく、その先に向けて」と気を引き締めた。

 新プロジェクトは、万博開幕のちょうど5年前となる4月13日からスタート。第1弾で6人組「Aぇ!group」が大阪・Zepp Nambaで同日から5日間の単独公演、5人組「Lil(リトル)かんさい」も同18日に同所で初単独公演を開催する。「Aぇ―」の草間リチャード敬太(24)は「グループでも個人でも、もっと知名度を上げていきたい」と意気込んだ。関ジャニ∞の47都道府県ツアーの公演先から駆けつけた大倉は「5年後にはみんながスターになってほしい。ライバルとして仕事を取り合えるぐらいに」とエールを送った。

 ジャニーズJr.は、“東京勢”の6人組「SixTONES」と9人組「Snow Man」が22日に同時デビューする。自分たちが“主役”となる5年後に向け、西畑は「西から盛り上げていきたいし、誰もがそう思っていると思うけど、次(のCDデビュー)は僕たち!という気持ち」とさらなる飛躍へ決意を見せた。

 ◆「なにわ男子」3月に東京初上陸

 「なにわ―」は5日まで単独ツアー(7か所24公演で約12万5000人を動員)を開催したが、3月29、30日に“東京初上陸”となる追加の東京・両国国技館公演を行うことも決まった。万国共通言語でもある「SUMO」の聖地は、全国区へと羽ばたくためにも最適の会場。また関西Jr.総出演のオムニバスドラマ「年下彼氏」(ABC・テレ朝、4月スタート)の放送などが発表された。

 ◆関ジャニ大倉「ライバル」希望

 プロデュースを手がけた大倉は、関ジャニ∞で47都道府県ツアーを開催中。11日の愛媛、12日の高知公演を終えて駆けつけた。「僕らも(ドーム公演はデビューから)何年目か。もう3公演もやりやがってと思う」と冗談を飛ばしながら「5年後にはみんながスターになってほしいし、その時に先頭に立って。ライバルとして仕事を取り合えるぐらいに」とエールを送った。 報知新聞社