関西Jr.東京勢に負けない! 京セラD大阪で初単独公演 13万5000人熱狂

引用元:中日スポーツ
関西Jr.東京勢に負けない! 京セラD大阪で初単独公演 13万5000人熱狂

 関西ジャニーズJr.が「関ジュ 夢の関西アイランド2020 in 京セラドーム大阪~遊びにおいでや!満足100%~」と題し、地元・京セラドーム大阪で開催した初単独公演が13日に最終日を迎えた。7人組の「なにわ男子」、5人組の「Lilかんさい」、6人組の「Aぇ!group」を中心とした約70人が出演し、3日間で13万5000人を動員。東京勢に負けない「西のJr.」の結束力と勢いを存分にアピールした。

【写真】舞台あいさつに立った長野博と高橋優斗

 関西Jr.たちにとって、自分たちが初めて主役になった地元の大舞台はまさに「夢の関西アイランド」。高校生のときにこの場所で学校の体育祭をやったという、なにわ男子の西畑大吾(23)は「でも(当時は客席が)ガラッガラやねん。(今回)あれだけ人が入って、僕たちが先頭に立って見る景色は全然違う!」と興奮気味に語った。

 昨年8月8日、東京ドームで開催した19年ぶりのジャニーズJr.単独コンサートでは東西のJr.330人が集結。同日に東のJr.グループ「SixTONES」と「Snow Man」の同時CDデビューが発表された。西畑は「形は違えど、僕らも関西から盛り上げていきたい。東京オリンピックに負けないくらいの風を吹かせることができれば」と闘志を燃やした。

 その絶好のチャンスとなるのが、2025年の大阪・関西万博だ。この日、「関西アイランドプロジェクト Road to 2025~未来に向かって~」がステージで発表され、第1弾としてAぇ!groupが4月13~17日に初のライブハウス公演をZepp Nambaで行う。

 同18日にはLilかんさいが同所で初の単独公演の開催が決定。大喜びしたファンの大歓声を聞いた嶋崎斗亜(16)は「Lilかんさいだけ(単独公演を)やったことがなくて、ずっと『やりたい、やりたい!』って言っていたからめっちゃうれしくて…」と涙を流して喜んだ。同プロジェクトは関西Jr.を中心に今後も拡大していく予定だ。

 関西Jr.の持ち味について、Aぇ!groupの正門良規(23)が「先輩後輩関係なくタメ口でしゃべる。『何言ってんねん!』と一緒に笑える感じが大好き。親戚一同みたいな文化です」と誇らしげに語った。西畑も「しっかりこの景色を焼き付けて、いつか戻ってこられるように精進しなければ。今のうちに経験を積めたのは、僕たちにとって大きな財産になりました」と手応えを口にしながら表情を引き締めていた。