「鈍色の箱の中で」ドラマ化、高校生の揺れ動く気持ちを“キス”で表現

引用元:映画ナタリー

「鈍色の箱の中で」のドラマ化が決定した。

本作は篠原知宏が電子コミックサービス「LINE マンガ」で連載中の同名マンガをもとにした“偏愛ラブストーリー”。連載開始から3カ月連続で同サービスの無料連載月間読者数ランキング1位を獲得した作品だ。分譲マンションを舞台に、全員片思い中の幼なじみ5人の初恋が描かれる。微妙な距離感や嫉妬心、劣等感が邪魔をし気持ちを打ち明けられないまま高校生になった彼ら。関係は複雑に交差していき、恋心は次第にドロドロとした呪いのようなものに形を変える。

【写真】ドラマ「鈍色の箱の中で」のロゴ。(c)テレビ朝日(メディアギャラリー他1件)

劇中では、高校生の揺れ動く気持ちをキスで表現。気持ちを押し付ける独りよがりのキス、寂しさを埋めるだけのキス、略奪のための強引なキスなど、毎話重要なシーンに一方通行の“片思いのキス”が登場する。

篠原は「ドラマ化のお話をいただいた時はちょうど妊娠中で、どこからどこまでが現実かよく分からずとりあえずたくさん甘いものを食べたのを覚えています(笑)」と語り、「素敵なキャストさんやスタッフさん達によって、美羽たちがどんな風に喋って笑って泣いて物語を紡いでいくのか、本当に楽しみです!」とコメントした。なおキャストは追って発表される。

■ 鈍色の箱の中で
テレビ朝日 2020年1月放送スタート
※ビデオパスで配信も行われる