川口春奈「麒麟がくる」自らの口で初言及「すべてが新鮮」「大変です」

川口春奈「麒麟がくる」自らの口で初言及「すべてが新鮮」「大変です」

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(19日スタート、日曜後8・00)に帰蝶(濃姫)役でレギュラー出演する女優の川口春奈(24)が11日放送の同局「あなたが主役50ボイス」(前8・15)に登場。初の時代劇に「すべてが新鮮」も「分からないことばっかりで大変です」と語った。昨年12月13日にNHKを通じて書面で初コメントしたが、自らの口で作品について語るのは初。

 VTR出演した川口は、役柄について「(帰蝶は)明智光秀のいとこ。のちに、信長に嫁ぐ。肝が据わっていて、本当に強く気高く、本当にそういう女性なのかなと思って、日々やっています」とコメント。「時代劇が初めてで、すべてが新鮮。細かい所作の動きから、歩く時も肩を揺らさないようにとか、ちょっとすり足だったり…分からないことばっかりで大変です」と苦笑した。

 俳優の長谷川博己(42)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 川口は主人公・光秀(長谷川)の主君・斎藤道三(本木雅弘)の娘で、後の織田信長(染谷将太)の正妻となる帰蝶(濃姫)を演じる。

 川口は番組公式サイトの登場人物紹介で「大河ドラマはもちろん、時代劇が初めてなのでとても緊張しています。同時に、織田信長の正室という重要な役どころを演じさせてもらえることは、とても光栄なことだと思っています。言葉や所作など難しい部分はたくさんありますが、今回の『麒麟がくる』を楽しみにしてくださっている皆さんの期待に応えられるように全力で挑んでいきます。帰蝶は、とても強くて凛とした女性です。戦国という時代を生き抜くのは女性にとっても大変なことだと思うし、しかもあの信長を支えた人なので、きっと男性にはない賢さやしたたかさをもっていたのではないでしょうか。監督をはじめ、周りの方々にアドバイスを頂きながら、脚本の中で描かれている帰蝶像に少しでも近づけるように、ワンシーン、ワンシーンを大切に演じていきたいと思っています」とメッセージを送っている。

 麻薬取締法違反罪で起訴され、昨年12月6日に保釈された女優・沢尻エリカ被告(33)の代役として抜擢された。