舞の海が語る「相撲」から学んだ一番大切なこと

引用元:TOKYO FM+
舞の海が語る「相撲」から学んだ一番大切なこと

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。1月4日(土)の放送は、前回に引き続き、大相撲・元小結でタレントの舞の海秀平さんが登場しました。

◆丸山「日本人力士にもっと頑張ってもらいたい」

丸山:“チャレンジ”をキーワードにお話を伺っていきたいと思います。2020年にチャレンジしたいことはありますか?

舞の海:若い力士に何かヒントを与えることによってグッと開花していくと、教えていても嬉しくなると思うんです。ですから、いろいろな力士に会ってアドバイスをしていきたいなと。

丸山:なるほど。

舞の海:特に小さい力士ですね。力士の数が少なくなってきていますから、子どもたちに“相撲って体が大きい人がやる競技でなく、小さくても勝ち方があるんだ”と、夢を持ってもらえるような小兵力士に活躍してもらいたい。

丸山:横綱だからみんな指導するのが上手いかと言うと、そうとは限らないじゃないですか。負けをたくさん知っている人のほうが、下の世代に教えるときに“こうだから負けるんだ”とより伝わるんじゃないかと思うんです。だって、先輩はあれだけの小さな体で大きな力士を倒していましたから。

舞の海:ありがとうございます。

丸山:今だと、炎鵬関がいますけど、小さい力士ってそのぶん緻密に考えているからこそ、あれだけの体の動きができるんじゃないでしょうか。今だと、炎鵬関がいますけど、小さい力士ってそのぶん緻密に考えているからこそ、あれだけの体の動きができるんじゃないでしょうか。だから先輩には、ぜひ(指導者としての)先駆者になってもらいたい。

舞の海:逆に、2020年にチャレンジすべきことを教えてもらいましたね(苦笑)。他のスポーツ界って、技術やタイムが向上していますけど、残念ながら相撲界は技術が低下していると思うんです。他のスポーツは、今や国内で活躍するだけでなく世界で活躍しないと大きな話題にならない時代になってきているじゃないですか。

丸山:そうですね。

舞の海:だから相撲の力士たちも相当頑張らないと。

丸山:今は、外国人力士が増えて、いろいろな国の方が挑戦しに日本にやって来ていて。外国人力士に倒される姿を見ると、日本人力士にもっと頑張ってもらいたいです。

舞の海:そうですね。