筧美和子、リリー・フランキー&斎藤工W主演ドラマに出演「温かい輪の中で伸び伸びと演じることができた」

引用元:スポーツ報知
筧美和子、リリー・フランキー&斎藤工W主演ドラマに出演「温かい輪の中で伸び伸びと演じることができた」

 俳優のリリー・フランキー(56)と斎藤工(38)がW主演する16日深夜スタートのフジテレビ系5週連続ドラマ「ペンション・恋は桃色」(木曜・深夜1時25分)にモデルで女優の筧美和子(25)、ラッパーのSWAY(33)、女優の三倉茉奈(33)らが出演することが分かった。

 目まぐるしく変わりゆく時代だからこそ、時代と融合できないふたりの主人公を中心に、器用には生きられない人々の生活を描く“人情ドラマ”。物語に登場するマドンナたちに振り回されながら、不器用な彼らが織り成す日常を描く。

 ちょっと寂れたペンション「恋は桃色」を営む、テキトー中年男・シロウ役をリリー・フランキーが、シロウの元にひょんなことから居着くようになったワケあり青年・ヨシオを斎藤が演じる。また、シロウの娘で足の不自由なハル役として伊藤沙莉(25)が出演するほか、シロウの父で施設に入っているキヨシをテレビドラマ初出演となる音楽家の細野晴臣(72)が演じる。

 ペンション「恋は桃色」を訪ねてくるワケありの客・カズハを演じる筧は、「私の演じるカズハはこのペンションに嵐を連れてやって来たような激しい人ですが、この温かい輪の中で伸び伸びと演じさせていただくことができました。見た後はきっと心に明かりをともしてくれることと思います」とコメント。

 カズハの彼氏・マサト役のSWAYは「1日だけの撮影だったのですが、終始笑いの絶えない現場で楽しく撮影させていただきました!」と振り返った。

 さらに、キヨシが入っている施設の施設員・マキ役の三倉は「マキという役は今まで演じたことのないタイプの女性で、リリーさん演じるシロウと過ごす時間はとても心地よく、でも時々心がザワザワして不思議な感覚でした。現場はとても面白く、ドラマがどう完成するのかまだ想像がつきません(笑)」と心境を語った。

 そのほか、タレントのJOY(34)、モデルで女優の安藤ニコ(17)、ピン芸人つぶやきシロー(48)らの出演が決定。さらに、本人役として映画監督の白石和彌(45)がカメオ出演する。

 ◆登場人物紹介

 カズハ(筧美和子)…ペンション「恋は桃色」を訪ねてくるワケありの客。同居している彼に浮気をされ、勢いでシロウ(リリー・フランキー)と付き合うことに。シロウは「彼女ができた」と喜ぶが…。

 マサト(SWAY)…カズハ(筧美和子)の彼氏。ペンションまでやって来て「浮気はしていない、話し合おう」とカズハを説得しようとする。しかし、カズハからシロウと付き合っていると宣言される。

 マキ(三倉茉奈)…キヨシ(細野晴臣)が入っている施設の施設員。キヨシから「(息子の)シロウとデートしてやってくれないかな」と頼まれ、ふたりで出かけることに。そして自身が不倫をしていることを告白する。

 ヨシオ友人(JOY)/ヨシオ後輩女子(安藤ニコ)…ヨシオ(斎藤工)と飲みに行く仲間たち。ヨシオ先輩の熱い話を理解しようとするが、なかなか難しく少々うっとうしいと感じている。しかし次第にヨシオの変化に気付いていく。

 モリオ(つぶやきシロー)…キヨシが入っている施設の施設員。マキの同僚。キヨシの世話をするうちに、プライベートな話もするように。キヨシの家族への思いを知っている。

 ◆あらすじ

 東京の外れの外れ。やや寂れたペンション「恋は桃色」では、シロウ(リリー・フランキー)が女性客をいじって楽しんでいた。外でバイト先の先輩らと口論になっていたヨシオ(斎藤工)に“暇ならうちで働け”と声をかけ、ヨシオは住み込み生活をスタートさせる。シロウの娘・ハル(伊藤沙莉)は、足が不自由ながらもペンションの仕事をてきぱきとこなし、新規の客を増やそうとしない父にイライラ…。

 シロウは妻に逃げられた過去を持ち、施設にいるシロウの父・キヨシ(細野晴臣)はシロウの今後を思案している。ヨシオが加わり働き手が増えたペンション「恋は桃色」は、相変わらず、新規の客はあまり増えないのだが、人々の関わりに変化が。イケメンなのに、人付き合いが苦手で周りから煙たがられているヨシオは、最初、シロウのプライベートに関わりたくなかったが、次第に巻き込まれていく。ある日、若い女性が「シロウと付き合いたい」と言い出し、シロウも「若いし、胸は大きいし」とまんざらでもない様子。彼女の登場がきっかけで、ペンションの中はてんやわんやに…。 報知新聞社