人気声優ユニット・スフィア 2019年を思い出の楽曲で振り返る

引用元:TOKYO FM+
人気声優ユニット・スフィア 2019年を思い出の楽曲で振り返る

今年結成10周年を迎えた寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生による人気声優ガールズユニット「スフィア」が期間限定パーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「THE QUARTER~スフィアの10s is Wonder!!~」。12月29日(日)、最終回の放送は、2019年を振り返り、スフィアの思い出の1曲をメンバー各自がセレクトしました。
(TOKYO FM「スフィアの10s is Wonder!!」2019年12月29日(日)放送より)10周年のアニバーサリーイヤーを迎えたスフィアの4人にとって、2019年は、音楽活動充電期間からの復活、ニューアルバム『10s』を引っさげての全国ツアー、海外ライブなど、新しいチャレンジが目白押しの1年となりました。そこで最終回では、メンバーがそれぞれスフィアの1曲をセレクト。思い出とともに振り返る「スフィアのワンダートピック2019」をお届けしました。

【寿美菜子が選んだ2019年の1曲】
「Endless Anniversary」(スフィア)
寿:私のワンダーなトピックは、“Ignition”(LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2019“Ignition”)という2019年2月の音楽活動復活ライブで、「Endless Anniversary」は、充電する直前に出したシングル「Heart to Heart」のカップリング曲。これから先の“未来”のことを考え、10周年を振り返って、みんなで手紙をしたためて、作詞家のこだま(さおり)さんに渡して歌詞にしていただきました。

そんな「Endless Anniversary」は、“Ignition“ライブではイントロダクションのSEとして楽曲を流したんですけど、“あ、私たち、進んできたんだな。10周年についに足を踏み入れて、さらにその先へ進もうとしているんだな”というのを、すごく実感しました。

ライブも、待っていてくださった方々がたくさんいて、すごく笑顔で、どの曲を聴いても「うぉーっ!」と盛り上がってくれた。あの感覚、鳥肌感というのは、今も忘れられない。そこから始まった10周年だと思い、この曲を選ばせてもらいました。

【高垣彩陽が選んだ2019年の1曲】
「Music Power→!!!!」(スフィア)
高垣:美菜子が言ってくれた“Ignition”というライブで初披露したんです。音楽活動の充電が明け、新曲を最初に届けました。充電期間中に温めていた曲を披露するという点では、この曲は、さらに1歩踏み出した曲だったのではないかと思います。

私としては、秋の“A10tion!”ツアーも、10周年のスフィアにとっては大きな意味があったと思っていて。この曲は、rinoさんと一緒に作らせてもらった曲。スフィアとして初めて、それぞれが(歌詞を)リレーして、rinoさんと5人で作詞をした曲なので、今まで以上に個々の気持ちがダイレクトにこもっている。ツアーでも1曲目に歌っていたんですよ。

“Ignition”というライブも“ただいま”“おかえり”という気持ちだったんですけど、ツアーでは10周年の感謝を、各地で直接お会いして伝えられる。改めて“ただいま”“おかえり”を交わせた瞬間でした。“こんなにみんな、あったかい思いで待っていてくれたんだ”と、曲が始まり光に包まれる瞬間が、一つひとつ忘れられない景色として残っています。

【戸松遥が選んだ2019年の1曲】
「鋼のVictress with JAM Project」(スフィア)
戸松:この曲はタイトルにも“with JAM Project”という言葉があるように、JAM Projectさんがコーラスとして入って、私たち4人の歌声をさらに盛り上げていただけた楽曲になっています。

(2019年は)ツアーの他にも、いろいろな形でライブに出演させてもらいました。アニサマ(Animelo Summer Live 2019 -STORY-)さんだったり、海外でもすごくご縁があって、北京や韓国に行かせてもらったり。海を越えて、アニメ・アニソンが好きという人と一緒に、楽しい時間をいっぱい共有できた1年間だったのかなと思っています。

「THE QUARTER」自体、ランティスの20周年を、さらに盛り上げるラジオだし、「ランティス祭り2019」という、フェス的なライブにも出演させてもらいました。スフィアにとって最初の「ランティス祭り」(2014年)は、野外で何万人というお客さんが来て、見たことのない景色を体験させてもらえた、大切な思い出だったんです。

そして再び「ランティス祭り」に出させてもらい、「鋼のVictress with JAM Project」という楽曲をサプライズで歌わせてもらいました。すごくかっこいい演出で、JAMさんと同じステージで歌うことができたのは、すごく光栄なこと。「JAM Projectさんと一緒に歌える日が来るなんて!」とものすごく感動したし、「ここまでやってきて良かった!」と思えた瞬間でした。

【豊崎愛生が選んだ2019年の1曲】
「Future Is Now!」(スフィア)
豊崎:私たちスフィアは、2009年の4月に「Future Stream」という曲でデビューさせてもらいました。それから10年経ったこのタイミングで、同じ“Future”という言葉から始まる「Future Is Now!」……“今が未来なんだよ”という歌を歌わせてもらっています。

2019年、本当にいろんなことがあって、たくさんの方に会うことができて、この10年分のありがとうをみんなに直接伝える機会もいっぱいありました。私たちとしても、とってもとっても大事な1年になりました。関わってくださった皆様への感謝でいっぱいです。

この「10s is Wonder!!」も、耳を傾けてくれる人がいるからこそ続けてこられたと思います。本当に、どうもありがとうございます。そんな気持ちを込めて、さらにさらに“私たち、前へ行くよ”という気持ちを込めた歌が「Future Is Now!」。2020年が過ぎても、どんどんまたスフィアは進化して、みんなに声を届けていけるユニットでありたいなと思ってます。

そして、2月には全曲ライブ(「LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2020“スフィアだよ!全曲集合!!”」)が待ち構えております。私たちは、現状84曲、スフィア名義で歌っている曲がありまして、それを全部、2日間かけて歌うのが全曲ライブ。

さっそく今、準備やリハーサルが始まっているところなので、遊びに来てくださる方は、思い切り楽しんで10周年というスペシャルな年を締めくくっていけたらいいな!