ナイツ塙「グッとくるけど意地でも泣かない」、小森隼と朗読劇「芸人交換日記」

ナイツ塙「グッとくるけど意地でも泣かない」、小森隼と朗読劇「芸人交換日記」

GENERATIONS from EXILE TRIBEの小森隼が、回替わりで5名の芸人を相方役に迎える朗読劇「芸人交換日記」。この初日となる本日1月6日に公開ゲネプロが行われ、お笑いコンビ・イエローハーツの田中役を務める小森とその相方・甲本を演じるナイツ塙、久美および黄染役の森田想、演出を手がける鈴木おさむが出席した。

【写真】カメラマンにポーズを求められて困ってしまうナイツ塙(左から2人目)と小森隼(左から3人目)。(メディアギャラリー他20件)

鈴木おさむの小説「芸人交換日記」は結成11年目で鳴かず飛ばずのコンビ・イエローハーツが現状を打破するために互いの思いを書き綴ろうと交換日記を始め、芸人人生を懸けて新たなお笑いコンテストに挑む姿を描く物語。今回の朗読劇はLDH所属のアーティストや俳優らが参加するプロジェクト「BOOK ACT」の第2弾で、塙のほか、三四郎・相田、アルコ&ピース平子、ANZEN漫才みやぞん、EXITりんたろー。が甲本役として各回に登場する。

ゲネプロを終えた塙は「水を飲むタイミングが難しかった」と感想を述べ、「わかんないけど、(三四郎)相田よりはよくできてると思う」と言い放って笑いを誘った。囲み取材の場では「芸人がグッとくるポイントがあるんです。僕は『売れてもつらい』という言葉。兄貴(はなわ)が売れたときに『お前にこんな思いをさせたくないからお笑いやめろ』と言われたことがあって、それを思い出してマジで泣きそうになります」と自身が感情移入するポイントを紹介。「恥ずかしいので、意地でも泣かないですけど(笑)」と付け加えると、鈴木おさむに「お芝居なんだから、泣いていいんですよ!」とツッコまれた。

また「刑事ドラマで『演技がひどい』ってよく叩かれるんですが、今回は読むだけなのでバレない。ダンスもないし、動かなくていいのでリラックスしてやれます」と力を発揮できる舞台だと胸を張る。反対に小森は「人生初舞台。これまでいろんな場所で踊らせていただいたけど、1回も動かないのは初めて」と緊張を味わっている様子。「立ってるだけの場面でも足踏みしたい自分なので、こらえながらやっています」と笑った。5人の中でもっともやりやすい芸人を聞かれると、AbemaTVのレギュラー番組で交流のあるアルピー平子を挙げた小森。「でも、全員緊張します。漫才の掛け合いは、ラジオをやっているので少しはできるかなって思っていたんですが、実際やってみたらこんなにしゃべれないか!と」と難しさを実感していた。

ラストの漫才シーンでは塙ならではのアドリブが炸裂。この場面は各回、それぞれの芸人の色が出る見どころとなりそうだ。鈴木おさむは「1回ずつが全部ドキュメンタリー。芸人さんの人生が乗っかった物語を小森隼が受け止めながらやっていく。新しい隼を見てください」とアピールした。

朗読劇「芸人交換日記」は1月8日(水)まで同劇場にて上演。また2月に予定されている「BOOK ACT」の第3弾でも上演作品の1つとしてラインナップされており、小森や同じくGENERATIONSの中務裕太、劇団EXILEの青柳翔、鈴木伸之、町田啓太らが出演する。

■ 朗読劇「芸人交換日記」
日時:
2020年1月6日(月)19:00開演
2020年1月7日(火)14:00開演 / 18:00開演
2020年1月8日(水)14:00開演 / 18:00開演
会場:東京・恵比寿ザ・ガーデンホール
<出演者>
田中役:小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)※全公演共通
甲本役:
1月6日(月)ナイツ塙
1月7日(火)14:00の部 三四郎・相田 / 18:00の部 アルコ&ピース平子
1月8日(水)14:00の部 ANZEN漫才みやぞん / 18:00の部 EXITりんたろー。
久美役、黄染役:森田想 ※全公演共通