"歌う武将”吉田ひろきが歌い初め「紅白に出たい」

引用元:日刊スポーツ
"歌う武将”吉田ひろきが歌い初め「紅白に出たい」

東京芸術大学声楽科卒の歌手吉田ひろき(37)が5日、東京サンシャインシティ噴水広場で、歌い初めのステージに立った。

吉田は大学卒業後、地元愛知県の椙山学園中学・高校で3年間音楽教師を務めた経歴を持つ。岡崎市のPR観光事業「グレート家康公『葵』武将隊」の榊原康政役で、「歌う武将」としても注目を浴びた。

この日冒頭、集まった約300人の観衆を前に昨年9月に発売したセカンドシングル「石段」をしっとりと歌い、体全体に響く歌唱で観衆を魅了。吉田は「私の歌を通じてクラシックにも興味を持って欲しい。その橋渡しもできればうれしいです」とオペラ「カルメン」の「闘牛士の歌」をアカペラで披露。バリトンの響きに本物のすごみを見せ、会場を沸かせた。ステージ最後には、ファンから歌って欲しいと熱望される石段のカップリング曲「今の貴女に恋してる」を披露。ファンから“ひろきコール”が飛び交った。

ステージ終了後は「新春からサンシャインのステージで歌えるなんて幸先良くてうれしい限りです。皆さんありがとうございました」と感謝の気持ちを言葉にした。今後は「もっともっと大きなステージで歌えるように頑張りたいです。そして紅白に出たいです」と熱く抱負を語る吉田。令和2年、実力派バリトンエンターテイナーの進撃が始まった。