タレント大原がおりさん ミニスカポリス時代「逮捕して」と迫られた過去明かす

タレント大原がおりさん ミニスカポリス時代「逮捕して」と迫られた過去明かす

【最低の恋愛 最高の恋愛】

 1990年代に巨乳グラドルの先駆けとして活躍した大原がおりさん(43)が語る理想の男性像と恋愛NGワード。最近は結婚を急がなくなったが、ステキな男性と出会えるバーを探しているらしく……。

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「出動!ミニスカポリス」とか「ギルガメッシュないと」などの司会で深夜番組に出ていた当時は、電車の中で見知らぬサラリーマンから「すごい好きです! 連絡ください」といきなり名刺を渡されたり、街中で「かおりポリス、逮捕して~!」と迫られたり、渋谷のセンター街でいきなり胸を触られて逃げられたり、結構怖い経験はしましたね。

 所属していた芸能事務所は恋愛禁止ではなく、「人としても成長できるから、どんどん恋愛をしなさい」と言われてたのでデビュー当時から恋愛はしていました。相手は一般の方が多かったです。

 90年代は写真集やグラビアの撮影を海外ですることが多かったので、とにかく忙しくて。私は彼と“いつも会いたい派”だから、海外のホテルではよく寂しくなっていました。ラインもない時代で、携帯も海外だとつながらないので夜はホテルから長電話。「早く会いたい~!」としゃべってるうちに国際電話代が1万円。そんなことがしょっちゅうでした。こう見えて彼氏の前では乙女チックなんですよ(笑い)。

 彼氏ではないけど、今も覚えてる男性は「今の彼氏と別れたら俺、次の彼氏候補として予約させてもらえないかなぁ?」と言ってくれた人。

 イベントなどで偶然会うたび「俺、待ってるから」と言ってくれて。私は彼氏に一途なのでお付き合いは無理でしたが、「こんな優しい男性もいるんだな」とビックリでした。女子は、そういうことを言われるとうれしいもんです。

 あと、お出かけするのが好きなので、イルミネーションとか紅葉を見に連れていってくれる人がいい。男性って混雑している所が苦手な方が多いですよね。でも、「キミが行きたいならいいよ」と言って、一緒に楽しんでくれる温和な人がサイコーです。

 逆にイヤな人は「俺は興味ないから行かない」と言っちゃうタイプ。前に付き合った男性はどんなことにも頑固で。「俺は変わらないから!」と言い切られた時、寂しくなりました。女子は「じゃあ、私があなたに全部合わせる!」とはならない。

■「疲れてる」「眠い」はいいけど「面倒くさい」はNGワード

 それから、女性に言っちゃいけないワードは「面倒くさい」。

「疲れてる」「眠い」は言ってもいいけど、「面倒くさい」と言われた瞬間に、恋愛は崩れていくもの。その言葉をのみ込んで「おまえのために頑張る!」と言ってくれる器の大きい人がサイコーですね。

 若い頃は結婚願望がかなり強かったけど、途中から結婚願望が薄れてきて、楽しく彼氏とお付き合いできていれば結婚しなくてもいいかな、なんて思っていたら、いつの間にか婚期を逃してましたね(笑い)。今は「この年の私をもらってくれるなら、ありがとう」という気持ち(笑い)。

 優しくてステキな独身男性はたくさんいると思うけど、まだ私の前には現れてない。昔はパーティーガールと呼ばれるほどパーティーに行っていたのに、今は仕事ばかりだし、オシャレして出かける体力もないから出会いもなくて。

■彼氏ができないと言ったら、遠野なぎこが「近所に行きつけのバーをつくりなさい」

 以前、ある番組で「全然、彼氏ができない」と言ったら、共演した遠野なぎこさんが「近所に行きつけのバーをつくりなさい」と。バーに一人で通う男は近所に住んでいて独身の確率が高いと。だから今、近所でバーを探してます(笑い)。気軽に一人で行けるバーだと隣に座った男性と普通に話せますものね。

 でも、その場合、何度かその店で顔を合わせていて、「あれ、今日もいる」って感じで話すのがいい。一人でバーに通う女性もそれを期待しているし!

 20年は、隣り合った男性との出会いに期待。ただ、近所だとスッピンで行きそうなので、話しかけてくれないかな(笑い)。

(聞き手=松野大介)

▽おおはら・がおり 1976年2月、東京都出身。グラビアアイドルデビュー後、「出動!ミニスカポリス」「ギルガメッシュないと」などでブレーク。05年に犬のファッションブランド「Otty」を立ち上げた。17年に「かおり」から「がおり」に改名。バラエティー番組で活躍。