宍戸錠さん、死因は虚血性心疾患だった

宍戸錠さん、死因は虚血性心疾患だった

 21日に東京都内の自宅で死去した俳優、宍戸錠さん(享年86)の死因が虚血性心疾患だったことが23日、一緒に住んでいたマネジャーでエッセイストの長女、紫しえさん(56)から日活を通じ文書で明らかにされた。この日、故人の遺志で密葬が行われたという。

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 宍戸さんは晩年、しえさん夫妻が里子を預かってから本当の孫のようにかわいがり、「お前はいい俳優になれる!」とアクションを教える日々だったという。しえさんは「母の遺言である『最後まで映画俳優・宍戸錠でいさせなさい!』をまっとうできたと思います」とつづっている。